特許
J-GLOBAL ID:200903060219133136
電動パワーステアリング装置の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-209886
公開番号(公開出願番号):特開2009-040341
出願日: 2007年08月10日
公開日(公表日): 2009年02月26日
要約:
【課題】タイヤのグリップ状態を高精度に検出し、グリップが失われる状態にあることを確実にドライバに認識させる。【解決手段】アシストトルクTm等に基づき、発生するSAT演算値SATaを演算し、横力に基づき実際に生じたSAT推定値SATbを推定し、これらセルフアライニングトルクの演算値SATaと推定値SATbとの差からグリップロス度gを算出する。切り増し方向への操舵であり、グリップロス度gが閾値“g11”以上となったとき、通知用トルク補正値ΔT2相当を操舵トルクT及び車速Vに応じた電流指令値Itvに加算して、電流指令値Itvを操舵補助力が大きくなる方向に補正し、この補正して得た操舵補助指令値Imに基づき電動モータ12を駆動する。このように操舵補助力を大きくし操舵反力をより小さくすることで、グリップが失われる状態にあることをドライバに認識させる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
車両のステアリング機構に入力される操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
前記操舵トルクに基づいて操舵補助指令値を算出する操舵補助指令値演算手段と、を有し、
前記操舵補助指令値に基づいて前記ステアリング機構に操舵補助力を付与するモータを駆動する電動パワーステアリング装置の制御装置において、
前記操舵補助指令値演算手段は、
タイヤのグリップが失われた度合を表すグリップロス度を検出するグリップロス度検出手段と、
ステアリングホイールに対する操舵操作が切り増し方向であるか切り戻し方向であるかを判定する操舵方向判定手段と、
前記操舵トルクに基づき前記モータの電流指令値を算出する電流指令値演算手段と、
前記操舵方向判定手段で、切り増し方向への操舵操作が行われていることが検出され、且つ前記グリップロス度が予め設定したグリップ低下を通知する通知範囲内にあるとき、前記ステアリング機構に付与される前記操舵補助力が、予め設定した通知用トルク相当だけ増加する方向に前記電流指令値を補正しこれを前記操舵補助指令値とする補正手段と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置の制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (21件):
3D232CC04
, 3D232CC40
, 3D232DA15
, 3D232DA23
, 3D232DA29
, 3D232DA33
, 3D232DA63
, 3D232DC08
, 3D232DC33
, 3D232DD01
, 3D232DD02
, 3D232DD06
, 3D232DD10
, 3D232DD13
, 3D232DE02
, 3D232EA01
, 3D232EB12
, 3D232EB16
, 3D232EB17
, 3D232EC23
, 3D232GG01
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特許第3730341号明細書
-
反力装置の制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-082057
出願人:本田技研工業株式会社
審査官引用 (4件)