特許

J-GLOBAL ID：200903060322875159

酢酸ビニルの改良製造方法

発明者： ブルース レオ ウィリアムズ ,  ロバート ウィリアム クラーク ,  ティモシー クリスピン ブリストゥ ,  マイケル ジェームズ ベイカー
出願人/特許権者： ビーピー ケミカルズ リミテッド
代理人 (1件)： 浜田 治雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-226996
公開番号（公開出願番号）：特開2000-063326
出願日： 1999年08月10日
公開日（公表日）： 2000年02月29日
要約：

【要約】【課題】 酢酸ビニルの生成(選択率)を大気圧よりも高い圧力にて達成する。【解決手段】 エチレンと酢酸と酸素との反応による酢酸ビニルの製造方法において、エチレンを反応器から抜き取られたガスより回収すると共に、反応器への組合せ供給物におけるエチレンの量が少なくとも60モル%となるよう反応器へ循環させる。

請求項（抜粋）：

(a)エチレンと酢酸と酸素含有ガスとを反応器中へ導入し;(b)前記エチレンと酢酸と酸素含有ガスとを、大気圧以上にて前記反応器内で触媒物質の存在下に反応させて酢酸ビニルを生成させ;(c)前記反応器から未反応エチレンと酢酸ビニルと二酸化炭素副生物とたとえば窒素および/またはアルゴンのような不活性ガスとからなるガスを抜き取り;(d)前記反応器から抜き取られたガスより未反応エチレンを必要に応じ少量の二酸化炭素および不活性ガスと一緒に回収し;(e)工程(d)からの回収エチレンおよび追加エチレンを工程(a)における前記反応器に導入し、ここで反応器への組合せ供給物におけるエチレンの量を少なくとも60モル%とする工程からなることを特徴とする酢酸ビニルの製造方法。

IPC (4件)：

C07C 67/055 ,  B01J 31/28 ,  C07C 69/15 ,  C07B 61/00 300

FI (4件)：

C07C 67/055 ,  B01J 31/28 X ,  C07C 69/15 ,  C07B 61/00 300

引用特許：

出願人引用 (4件)

• オレフィンのアセチル化方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-339192   出願人：ビーピーケミカルズリミテッド
• 酢酸ビニルの製造におけるエチレンのアセトキシル化のための流動層法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-034163   出願人：ザスタンダードオイルカンパニー
• フェノールおよび酢酸ビニルの併産法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-099322   出願人：三井東圧化学株式会社
• ビニルアセテート及び/又は酢酸製造用統合方法
  公報種別：公表公報   出願番号：特願平10-507728   出願人：ビーピーケミカルズリミテッド

審査官引用 (1件)

• オレフィンのアセチル化方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-339192   出願人：ビーピーケミカルズリミテッド