特許
J-GLOBAL ID:200903060429088257

差分4位相偏移変調方式に対応した光受信器および光受信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-023741
公開番号(公開出願番号):特開2006-211538
出願日: 2005年01月31日
公開日(公表日): 2006年08月10日
要約:
【課題】差分4位相偏移変調(DQPSK)方式に従う信号光を安定に復調することのできる小型で低コストの光受信器を提供する。 【解決手段】本発明の光受信器は、入力されるDQPSK信号光をPANDA型ファイバ12に45°直線偏光入射させることにより、DQPSK信号光の直交する偏光成分間に1シンボル分に対応した遅延時間差を発生させ、その信号光をハーフミラー15で2分岐して第1、2経路に送り、一方の経路に設けた1/4波長板17により各経路を伝搬する光に対してπ/2の相対的な複屈折量差を与える。そして、第1、2経路を伝搬した各光を偏光分離部16A,16Bでそれぞれ直交する2つの偏光成分に分離し、各々の偏光成分を受信部18,19でそれぞれ受信してDQPSK信号光の同相成分および直交成分を復調する。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
差分4位相偏移変調された信号光を復調するための光受信器であって、 入力される差分4位相偏移変調された信号光を直線偏光に変換して出力する偏光変換部と、 前記偏光変換部で直線偏光に変換された信号光が固有軸に対して偏光面を45°傾けて入射され、前記固有軸に平行な方向に沿って伝搬する偏光成分と前記固有軸に垂直な方向に沿って伝搬する偏光成分との間に、差分4位相偏移変調された符号の1シンボル分に対応した相対的な遅延時間差を発生させることが可能な複屈折光学媒質と、 前記複屈折光学媒質を通過した光を2つに分岐して一方を第1経路に送り、他方を第2経路に送る分岐部と、 前記第1経路を伝搬する光および前記第2経路を伝搬する光に対してπ/2の相対的な複屈折量差を発生させる複屈折量差発生部と、 前記複屈折光学媒質の固有軸に対して45°傾いた光学軸を有し、前記複屈折量差発生部によって相対的な複屈折量差の与えられた前記第1経路を伝搬する光を直交する2つの偏光成分に分離する第1偏光分離部と、 前記複屈折光学媒質の固有軸に対して45°傾いた光学軸を有し、前記複屈折量差発生部によって相対的な複屈折量差の与えられた前記第2経路を伝搬する光を直交する2つの偏光成分に分離する第2偏光分離部と、 前記第1偏光分離部で分離された偏光成分のうちの少なくとも一方を受光し、その受光パワーに基づいて前記差分4位相偏移変調された信号光の同相成分を復調した電気信号を出力する第1受信部と、 前記第2偏光分離部で分離された偏光成分のうちの少なくとも一方を受光し、その受光パワーに基づいて前記差分4位相偏移変調された信号光の直交成分を復調した電気信号を出力する第2受信部と、を備えて構成されたことを特徴とする光受信器。
IPC (8件):
H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/142 ,  H04B 10/152 ,  G02F 2/00 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/28
FI (3件):
H04B9/00 L ,  G02F2/00 ,  H04B9/00 Y
Fターム (21件):
2K002AA02 ,  2K002AB18 ,  2K002DA08 ,  5K102AA11 ,  5K102AA15 ,  5K102AA61 ,  5K102AA68 ,  5K102AH02 ,  5K102AH27 ,  5K102MC07 ,  5K102PA12 ,  5K102PH22 ,  5K102PH25 ,  5K102PH37 ,  5K102PH41 ,  5K102PH49 ,  5K102PH50 ,  5K102RB01 ,  5K102RB02 ,  5K102RB07 ,  5K102RD05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (5件)
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