特許
J-GLOBAL ID:200903060489589255

冷凍機冷却式NMR分光器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 別役 重尚 ,  村松 聡 ,  後藤 夏紀 ,  池田 浩 ,  二宮 浩康 ,  渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-324974
公開番号(公開出願番号):特開2006-138851
出願日: 2005年11月09日
公開日(公表日): 2006年06月01日
要約:
【課題】LN2保持時間をLHe保持時間と一致させることができ、極低温液体の補充に係る整備コストを低減するNMR分光器を提供する。【解決手段】クライオスタットのヘリウムタンク内に配されたNMR磁石システム(27)と、冷却式RF共振器(9)と冷却式前置増幅器(10)とを含みクライオスタットの室温ボア内に配されたNMRプローブヘッド(11)とを具備し、NMRプローブヘッド(11)が多段冷凍機(2)により冷却され、また、冷却ラインを有する冷却回路が、多段冷凍機(2)の熱交換器(5,6)を含むハウジング(1)とNMRプローブヘッド(11)との間に配されているNMR分光器において、LN2タンク(18)への追加冷却ラインまたはクライオスタット内に配されヘリウムタンクを囲む放射シールド(21)への追加冷却ラインが設けられ、冷凍機(2)がLN2タンク(18)または放射シールド(21)の冷却も行なう。【選択図】図2
請求項(抜粋):
クライオスタットのヘリウムタンク内に配されたNMR磁石システム(27)を具備すると共に検査対象サンプルからNMR信号を受信する冷却式RF共振器(9)と冷却式前置増幅器(10)とを含み前記クライオスタットの室温ボア内に配されたNMRプローブヘッド(11)を具備し、前記NMRプローブヘッド(11)が共通のコンプレッサ作動式多段冷凍機(2)により冷却され、前記冷凍機(2)が低温ヘッドおよび温度レベルを異にする幾つかの熱交換器(5,6)を備え、前記冷凍機(2)が、排気されかつ熱絶縁された別のハウジング(1)内で前記クライオスタットから空間的に離間して配され、また、輸送ライン(13,14)によって熱絶縁された冷却ラインを有する少なくとも1つの冷却回路が前記熱交換器(5,6)を含む前記ハウジング(1)と前記NMRプローブヘッド(11)との間に配されているNMR分光器において、LN2タンク(18)への追加冷却ラインまたは前記クライオスタット内に配され前記ヘリウムタンクを囲む放射シールド(21)への追加冷却ラインが設けられ、前記冷凍機(2)が前記LN2タンク(18)または前記放射シールド(21)の冷却も行なうことを特徴とするNMR分光器。
IPC (2件):
G01R 33/381 ,  G01R 33/32
FI (2件):
G01N24/06 510D ,  G01N24/04 510G
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 米国特許第5,889,456号明細書
  • 核磁気共鳴プローブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-009286   出願人:日本電子株式会社
  • 特公平4-024617
全件表示
審査官引用 (10件)
  • 核磁気共鳴プローブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-009286   出願人:日本電子株式会社
  • 特公平4-024617
  • 極低温冷凍装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-041372   出願人:ダイキン工業株式会社
全件表示

前のページに戻る