特許
J-GLOBAL ID:200903060920092460

走査光学系

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松岡 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-157842
公開番号(公開出願番号):特開平10-333069
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の走査光学系は、複数のビームを同時に走査させるマルチビーム走査光学系に適用した場合に、走査線の相対的な間隔が走査位置によって変化し、描画性能が劣化するという問題を有する。【解決手段】 多点発光半導体レーザー10から発した発散光をコリメートレンズ11により平行光束とし、副走査方向に正のパワーを有するシリンドリカルレンズ12を介して偏向器であるポリゴンミラー14の反射面14aに入射させる。ポリゴンミラー14で反射、偏向されたレーザー光は、走査レンズ20および補正用レンズ30を介して収束され、走査対象面40上に主走査方向に走査する複数のスポットを形成する。アナモフィック面として構成された第1レンズ21のレンズ面21aと補正用レンズ30のレンズ面30aとの副走査方向のパワー配分は、共に副走査方向の像面湾曲を補正する効果を有しており、したがって、この例ではレンズ面21a,30aに像面湾曲補正効果が分配されている。
請求項(抜粋):
光源から発した光束を偏向器により偏向、走査させ、主走査方向に正のパワーを有する走査用レンズと、主として副走査方向に正のパワーを持つ補正用レンズとを介して走査対象面上に結像させる走査光学系において、前記走査用レンズは、少なくとも一面に副走査方向のパワーが主走査方向のパワーより小さいアナモフィック面を有し、前記補正用レンズは、少なくとも一面に副走査方向のパワーが主走査方向のパワーより大きく、副走査方向の実効的な屈折力が中心から周辺に向けて漸減するアナモフィック面を有し、副走査方向の像面湾曲補正効果が前記走査用レンズと前記補正用レンズとに分配されていることを特徴とする走査光学系。
IPC (3件):
G02B 26/10 ,  G02B 26/10 103 ,  B41J 2/44
FI (3件):
G02B 26/10 B ,  G02B 26/10 103 ,  B41J 3/00 D
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 光走査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-301727   出願人:セイコーエプソン株式会社
  • 走査光学系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-148059   出願人:コニカ株式会社
  • 光ビーム走査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-340320   出願人:富士ゼロックス株式会社
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