特許
J-GLOBAL ID:200903061003736355

可変容量型ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-191454
公開番号(公開出願番号):特開2000-018175
出願日: 1998年07月07日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 ポンプ回転数の上昇に伴ってポンプ吐出流量を適切な特性で減少させ得る可変容量型ベーンポンプを提供する。【解決手段】 駆動軸8に対して偏心可能なカムリング5の両側にピストン側流体圧力室31と反ピストン側流体圧力室32を備え、ハウジング1の取り付け穴1cに取り付けたコネクタ部材20に伸縮自在に収容された制御ピストン20を流体圧力室31側からカムリング5に当接させる。ピストン中空部20aには、ピストン20をカムリング5側に付勢するスプリング23を収容する。吐出側のポンプ室12からの作動油を、コネクタ部材20に開口した可変オリフィス26を介してコネクタ部材20内部に導入し、コネクタ部材20端部に形成した吐出ポート18から吐出する。容積拡大によりカムリング5の偏心量を小さくする流体圧力室32には可変オリフィス26上流圧力を導入し、流体圧力室31およびピストン中空部20aには可変オリフィス26下流圧力を導入する。
請求項(抜粋):
ハウジングに駆動軸に対して偏心可能に収容されたカムリングと、このカムリングの内側に収容されて前記駆動軸と一体に回転するロータと、このロータ外周に伸縮自在に備えられた複数のベーンと、これらのベーンの間に画成される複数のポンプ室とを備え、前記カムリングの偏心量が増大するにしたがって前記ロータの1回転毎の吐出側ポンプ室からの吐出流量を増大させるようにした可変容量型ベーンポンプにおいて、前記吐出側ポンプ室とこの吐出側ポンプ室からの作動流体を外部の油圧機器へ供給する吐出ポートとの間に可変オリフィスを備え、前記カムリングの外周側に前記カムリングの偏心量の増大とともに縮小する第1の流体圧力室と前記カムリングの偏心量の増大とともに拡大する第2の流体圧力室とを形成し、前記第1の流体圧力室に前記吐出側ポンプ室からの作動流体を絞りを介して導入し、前記第2の流体圧力室に前記吐出ポートの吐出圧を絞りを介して導入し、前記カムリング外周の前記第2の流体圧力室側に制御ピストンを当接させ、この制御ピストンの基端に開口して前記吐出ポートからの吐出圧が導入される中空部を形成し、この中空部内に前記制御ピストンを介して前記カムリングをその偏心量を増大させる方向に付勢するスプリングを収容するとともに、前記カムリングがその偏心量が小さくなる方向に移動して行くのにしたがって前記制御ピストンが前記可変オリフィスの開口面積を狭めて行くようにしたことを特徴とする可変容量型ベーンポンプ。
IPC (3件):
F04C 15/04 311 ,  F04C 2/344 331 ,  F04C 15/02
FI (3件):
F04C 15/04 311 C ,  F04C 2/344 331 J ,  F04C 15/02
Fターム (33件):
3H040AA03 ,  3H040BB01 ,  3H040BB09 ,  3H040BB11 ,  3H040CC00 ,  3H040CC09 ,  3H040CC11 ,  3H040CC16 ,  3H040CC18 ,  3H040CC22 ,  3H040DD21 ,  3H040DD23 ,  3H040DD33 ,  3H040DD37 ,  3H040DD39 ,  3H040DD40 ,  3H044AA02 ,  3H044BB05 ,  3H044BB08 ,  3H044CC00 ,  3H044CC08 ,  3H044CC14 ,  3H044CC16 ,  3H044CC19 ,  3H044CC27 ,  3H044DD10 ,  3H044DD11 ,  3H044DD13 ,  3H044DD24 ,  3H044DD27 ,  3H044DD28 ,  3H044DD35 ,  3H044DD45
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 可変容量形ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-341065   出願人:自動車機器株式会社
  • 特開昭53-130505
  • 特開昭55-087882
全件表示

前のページに戻る