特許
J-GLOBAL ID:200903061111233050

膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-021634
公開番号(公開出願番号):特開2003-222443
出願日: 2002年01月30日
公開日(公表日): 2003年08月08日
要約:
【要約】【課題】 制御応答性を損ねることなくリサイクル性を高めることのできる膨張弁1を提供する。【解決手段】 ストッパ20を筒形状とし、その筒の中を伝熱部8が摺動する構造としてストッパ20と伝熱部8とを分けて構成し、ストッパ20はエレメント部7と同一材質とし、伝熱部8は熱伝導率の良い材質とし、伝熱部8をダイヤフラム13に直接当接させた。これにより、熱伝導率の良い伝熱部8がダイヤフラム13に直接接触して伝熱することから制御応答性を損ねることがない。更に、伝熱部8が筒状のストッパ20から容易に抜き出し可能なことでエレメント部7と伝熱部8とを容易に分離可能としている。これにより、エレメント部7を弁ブロック6から取り外すことで伝熱部8との分離もでき、エレメント部7を分解してエレメント部7とストッパ20とを分離することなくリサイクルできることからリサイクル性が向上する。
請求項(抜粋):
冷媒蒸発器(5)の入口に通じる第1冷媒通路(11)と、前記冷媒蒸発器(5)の出口に通じる第2冷媒通路(12)と、前記第1冷媒通路(11)を流れる冷媒流量を可変する弁体(10)と、ダイヤフラム(13)を受け部(14)と蓋部(15)とで挟持し、前記ダイヤフラム(13)と前記蓋部(15)との間に飽和ガスを封入してダイヤフラム室(17)を形成すると共に、前記ダイヤフラム(13)と前記受け部(14)との間に前記ダイヤフラム(13)が前記受け部(14)側へ変位した時の最大変位量を規制するストッパ(20)とを有し、これら前記ダイヤフラム(13)、前記受け部(14)・前記蓋部(15)・前記ストッパ(20)を同一材質にて構成し、前記第1冷媒通路(11)と前記第2冷媒通路(12)とを有する弁本体(6)に対して着脱可能に組み付けられたエレメント部(7)と、前記エレメント部(7)とは異なり前記エレメント部(7)よりも熱伝導率の良い材質で形成され、前記第2冷媒通路(12)を流れる冷媒の温度変化を前記ダイヤフラム(13)に伝達すると共に、前記ダイヤフラム(13)の変位を仲介して前記弁体(10)に伝達する伝熱部(8)とを備え、前記弁体(10)の変位量に応じて前記第1冷媒通路(11)を流れる冷媒流量が調節されるボックス型の膨張弁において、前記伝熱部(8)を前記ダイヤフラム(13)に直接当接させたことを特徴とする膨張弁。
IPC (2件):
F25B 41/06 ,  F16K 31/68
FI (2件):
F25B 41/06 M ,  F16K 31/68 S
Fターム (11件):
3H057AA04 ,  3H057BB02 ,  3H057BB49 ,  3H057CC06 ,  3H057DD05 ,  3H057EE05 ,  3H057FC03 ,  3H057HH02 ,  3H057HH07 ,  3H057HH16 ,  3H057HH18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 温度式膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-232255   出願人:株式会社デンソー
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-028039   出願人:株式会社不二工機
  • 膨張弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-075375   出願人:株式会社デンソー

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