特許
J-GLOBAL ID:200903061116919995

暗号化もしくは復号化処理用のICカードならびにこれを用いた暗号通信システムおよび暗号通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-137193
公開番号(公開出願番号):特開2005-322963
出願日: 2004年05月06日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
【課題】 グループ内のメンバー間で暗号通信を行う場合に、メンバーに変動が生じても柔軟に対応し、十分なセキュリティを確保する。【解決手段】 企業Aの社員全員に、同一の固定コードF(a)が格納されたICカードを配付する。同じプロジェクトグループに所属する社員甲,乙間で暗号通信を行う場合、送信側の甲は、任意の可変コードV(1)をICカード100aに書き込み、ICカード内部でF(a)とV(1)に基づき暗号用鍵情報K(a1)を発生させ、K(a1)を用いて、データD1を暗号化する。受信側の乙は、甲から伝達を受けた可変コードV(1)を、ICカード100bに書き込み、暗号用鍵情報K(a1)を発生させる。このK(a1)を用いて、受信した暗号文データD2を復号化してデータD3を得る。固定コードF(a)は企業ごとに異ならせ、書換不能とすることにより、セキュリティを確保する。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
固有の暗号用鍵情報を用いた暗号化処理もしくは復号化処理を実行するために利用されるICカードであって、 メモリと、このメモリ内に格納されているデータおよびプログラムに基づいて所定の処理を実行するCPUと、外部に対して情報のやりとりを行うI/O部と、を有し、 前記メモリには、第1の格納場所、第2の格納場所、第3の格納場所が確保されており、 前記第1の格納場所には、予め所定の固定コードが格納されており、前記固定コードは書き換えができないように構成されており、 前記第2の格納場所には、外部から任意の可変コードを書き込むことができ、前記可変コードは書き換えができるように構成されており、 前記メモリには、前記第1の格納場所に格納されている固定コードおよび前記第2の格納場所に格納されている可変コードを用いて、所定のアルゴリズムに基づく演算処理を行うことにより、前記2つのコードに応じて一義的に定まる暗号用鍵情報を発生させ、これを前記第3の格納場所に格納する鍵情報発生プログラムと、前記第3の格納場所に格納されている暗号用鍵情報を利用してICカード内部で暗号化処理もしくは復号化処理を実行する暗号化/復号化プログラムと、 が格納されていることを特徴とする暗号化もしくは復号化処理用のICカード。
IPC (2件):
H04L9/08 ,  G09C1/00
FI (3件):
H04L9/00 601C ,  G09C1/00 660A ,  H04L9/00 601E
Fターム (14件):
5J104AA01 ,  5J104AA16 ,  5J104AA32 ,  5J104EA04 ,  5J104EA15 ,  5J104EA16 ,  5J104EA17 ,  5J104EA18 ,  5J104EA22 ,  5J104JA03 ,  5J104NA02 ,  5J104NA35 ,  5J104NA37 ,  5J104NA40
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

前のページに戻る