特許
J-GLOBAL ID:200903061216121869

PMファイバの調整(alignment)

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  森 徹 ,  吉田 裕
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-571775
公開番号(公開出願番号):特表2005-518566
出願日: 2003年02月26日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
2つのPMファイバの端部の偏光軸は、従来の接合と同じ方法で、最初に、移動可能な保持器21を用いてファイバ端部1、1’を直線に並ぶように調整することによって、自動ファイバ・スプライサにおいて調整される。ファイバ端部は、回転可能な固定具22によって回転させられて、カメラ9によって画像が取り込まれ、画像から、ロジック回路33が制御する画像処理及び解析ユニット15において、光コントラスト・プロファイルが、角度位置の関数として求められる。光コントラスト・プロファイルから、偏光軸が求められ、次に、偏光軸が互いに対して調整される。画像は、観察面で見た場合に、ファイバ端部にあり、かつ端部のまわりにあるエリアから取り込まれる。この観察面は、光コントラスト・プロファイルの変動が十分に大きくなるような位置を有すると考えられ、このことによって、偏光軸の角度位置を求めることは、例えば、楕円コアファイバについても、十分な精度を有する。
請求項(抜粋):
2つの光偏波保持ファイバのファイバ端部の偏光軸を互いに対して調整する(align)方法において、 前記ファイバ端部の長手方向の軸が互いに対して調整された状態で、前記ファイバ端部を設置するステップと、 連続した角度位置をとるように、前記ファイバ端部の前記長手方向の軸を中心として、前記ファイバ端部を繰り返し角度段階で(in repeated angular steps)回転させるステップとを含み、次に、それぞれの角度段階、すなわち、角度位置について、 観察面において見られる前記ファイバ端部の画像を取り込むこと、 それぞれ取り込んだ画像から、前記ファイバ端部のそれぞれの長手方向に垂直な線に沿う光強度分布を求めること、及び、 前記求めた光強度分布から、各ファイバ端部についてのコントラスト値hを求めることを行うことによって、各ファイバ端部について、前記角度位置の関数として求められたh値の光コントラスト・プロファイルが結果として得られるステップと、 前記光コントラスト・プロファイルから、前記ファイバ端部の偏光軸の角度位置を求めるステップと、 前記ファイバ端部の偏光軸の角度位置の間の差に等しい角度だけ前記ファイバ端部を互いに対して回転されるステップと含む方法であって、 観察面において見られる前記ファイバ端部の画像を取り込む前記サブステップにおいて、前記結果として得られる光コントラスト・プロファイルの変動範囲、すなわち、最大値と最小値の差が、可能性のある最も大きな値を取るように、前記観察面がとられることを特徴とする方法。
IPC (1件):
G02B6/255
FI (1件):
G02B6/24 301
Fターム (4件):
2H036MA13 ,  2H036NA03 ,  2H036NA08 ,  2H036NA17
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る