特許
J-GLOBAL ID:200903061258320659

線分・円弧の抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-213070
公開番号(公開出願番号):特開平11-053555
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 Hough平面に浮動投票箱を導入した手法を提案し、処理時間の低減を考慮した上での安定で精度の高い線分・円弧抽出を実現するものである。【解決手段】 画像取得手段より取得した画像を原画像として空間微分し、各画素の微分値の大きさと勾配方向を求め、勾配方向に沿った微分値の大きさがその両側より大きいときに当該画素をエッジ点とし、これらエッジ点の集合よりなるエッジ点列が直線を構成すると仮定し、前記直線上において前記エッジ点に最も近い点と当該エッジ点との距離の差及び勾配方向の差を算出して一定の許容値以下であるとき、上記エッジ点は上記直線を構成すると判定する線分の抽出方法において、上記直線を画像原点から垂直に下ろした垂線の長さとその垂線の角度の二つのパラメータで定義されるハフ平面上の一点へ変換し、且つ、当該一点の回りに上記許容値に相当する浮動投票箱を導入し、上記エッジ点をハフ平面に変換して上記浮動投票箱内に入るときには、上記エッジ点は上記直線を構成すると判断することを特徴とする。
請求項(抜粋):
画像取得手段より取得した画像を原画像として空間微分し、各画素の微分値の大きさと勾配方向を求め、勾配方向に沿った両側の画素の微分値より微分値の大きさが大きい画素をエッジ点とし、これらエッジ点の集合よりなるエッジ点列が直線を構成すると仮定し、前記直線上において前記エッジ点に最も近い点と当該エッジ点との距離の差及び勾配方向の差を算出して一定の許容値以下であるとき、上記エッジ点は上記直線を構成すると判定する線分の抽出方法において、上記直線を画像原点から垂直に下ろした垂線の長さとその垂線の角度の二つのパラメータで定義されるハフ平面上の一点へ変換し、且つ、当該一点の回りに上記許容値に相当する浮動投票箱を導入し、上記エッジ点をハフ平面に変換して上記浮動投票箱内に入るときには、上記エッジ点は上記直線を構成すると判断することを特徴とする線分の抽出方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  G06F 15/18 560
FI (4件):
G06F 15/70 330 F ,  G06F 15/18 560 C ,  G06F 15/70 330 G ,  G06F 15/70 330 M
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-190680
  • 特開昭63-188280
  • 特開平3-052081
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