特許
J-GLOBAL ID:200903061417027461
湿式多板クラッチ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
竹沢 荘一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-094114
公開番号(公開出願番号):特開2003-287056
出願日: 2002年03月29日
公開日(公表日): 2003年10月10日
要約:
【要約】【課題】 クラッチ板潤滑用の油孔を、ドリルを用いることなく簡単に形成する。【解決手段】 出力部材10におけるスプライン14の形成領域の内周面に、円周方向を向き、かつスプライン14の凹条面31の外径よりも僅かに大きい深さの環状溝34を、軸方向に複数並設することにより、スプライン14の凹条面31に、内外に貫通する複数の油溝32を、入力軸1に形成した油路27と連通するように設け、環状空間26に潤滑油を導入するようにする。
請求項(抜粋):
円筒状の入力または出力部材内に、その外周面の一部を囲むように配設されたクラッチドラムと一体的に回転する出力または入力軸部を、回転自在に嵌合するとともに、前記入力または出力部材とクラッチドラムとの対向面間の環状空間内に、該入力または出力部材の外周面に形成されたスプラインに軸線方向に移動可能に嵌合した複数のクラッチ板と、クラッチドラムの内周面に形成されたスプラインに軸線方向に移動可能に嵌合した複数のクラッチ板とを、軸線方向に交互に重合するように設け、これら両クラッチ板を、前記環状空間内に導入した潤滑油により潤滑するようにした湿式多板クラッチにおいて、前記入力または出力部材におけるスプラインの形成領域の内周面に、円周方向を向き、かつ前記スプラインの凹条面の外径よりも僅かに大きい深さの環状、もしくは円弧状の凹溝を、軸方向に複数並設することにより、スプラインの凹条面に、内外に貫通する複数の油溝を、前記出力または入力軸部に形成した油路と連通するように設け、前記環状空間に潤滑油を導入するようにしたことを特徴とする湿式多板クラッチ。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D 13/74 A
, F16D 25/12 C
Fターム (11件):
3J056AA34
, 3J056AA60
, 3J056AA62
, 3J056BA03
, 3J056BE23
, 3J056CB05
, 3J056FA04
, 3J056GA05
, 3J057AA04
, 3J057BB04
, 3J057EE05
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
乾式多板クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-102500
出願人:株式会社大金製作所
-
乾式多板クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-102499
出願人:株式会社大金製作所
-
湿式多板クラッチ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-033643
出願人:株式会社豊田自動織機製作所
前のページに戻る