特許
J-GLOBAL ID:200903061542434800

金属製触媒担体の製造方法および金属製触媒担体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 綾田 正道 ,  朝倉 悟
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-318811
公開番号(公開出願番号):特開2005-081305
出願日: 2003年09月10日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 ロー箔材を巻回していない部分のハニカム構造体と外筒との間にその全周に亙って所定のクリアランスを確実に形成させることにより、熱応力によるハニカム構造体の破損を防止することができる金属製触媒担体の製造方法の提供。【解決手段】 拡散接合温度(約1300°C)まで加熱温度を上昇させる過程で、少なくとも窒化アルミニウム形成開始温度から拡散接合開始温度までのアルミニウムの窒化温度領域内の温度(例えば600°C)を所定時間(例えば30分間)維持させることにより、ロー箔材2が巻回されていない部分のハニカム構造体1の外周面と外筒3の内周面との間にその全周に亙って窒化アルミニウムの皮膜を確実に形成させた後、拡散接合温度(約1300°C)まで加熱温度を上昇させるようにする。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
金属製薄板の大波板と小波板または平板を交互に重ねて多重に巻回して形成したハニカム構造体の一部外周にロー箔材を巻回し、これらを金属製の外筒内に圧入した状態で非酸化雰囲気下で加熱処理することにより前記大波板と小波板または平板との間を拡散接合させると共に、前記ハニカム構造体と外筒との間を前記ロー箔材で接合する一方、該ロー箔材が巻回されていない部分のハニカム構造体と外筒との間にその全周に亙って所定のクリアランスを形成するようにした金属製触媒担体の製造方法であって、 前記加熱処理において拡散接合温度まで加熱温度を上昇させる過程で、少なくとも窒化アルミニウム形成開始温度から拡散接合開始温度までのアルミニウムの窒化温度領域内の温度を所定時間維持させることにより、前記ロー箔材が巻回されていない部分のハニカム構造体と外筒との間にその全周に亙って窒化アルミニウムの皮膜を形成させた後、拡散接合温度まで加熱温度を上昇させるようにしたことを特徴とする金属製触媒担体の製造方法。
IPC (6件):
B01J35/04 ,  B01D53/86 ,  B01J32/00 ,  B21D47/00 ,  B23K20/00 ,  F01N3/28
FI (8件):
B01J35/04 321A ,  B01J35/04 301F ,  B01J32/00 ,  B21D47/00 C ,  B23K20/00 310H ,  B23K20/00 310L ,  F01N3/28 301U ,  B01D53/36 C
Fターム (25件):
3G091BA10 ,  3G091BA39 ,  3G091GA08 ,  3G091GA12 ,  3G091GA13 ,  3G091GB01X ,  3G091HA31 ,  4D048AA21 ,  4D048BA39X ,  4D048BB02 ,  4E067AA03 ,  4E067AA05 ,  4E067AB06 ,  4E067BA00 ,  4E067DA17 ,  4E067DC05 ,  4E067EB00 ,  4E067EC09 ,  4G069AA01 ,  4G069AA08 ,  4G069BA17 ,  4G069CA03 ,  4G069EA21 ,  4G069EA24 ,  4G069FB29
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • メタル担体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-347548   出願人:日産自動車株式会社
審査官引用 (7件)
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