特許
J-GLOBAL ID:200903061552488991

能動型防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-351295
公開番号(公開出願番号):特開2002-155985
出願日: 2000年11月17日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 複数の振動検出手段からの検出信号に基づいて加振手段の駆動を制御することにより、防振対象物の振動を効果的に抑制すると共に、制御構成が簡易でかつ安価な能動型防振装置を提供する。【解決手段】 車両の複数箇所に設けたロードセンサ13等からの検出信号について、センサ信号判定切替部32により最大レベルの検出信号が判定され、その選択結果に応じてセンサ信号判定切替部の制御により、第1,第2切替部33,34によって対応する推定伝達特性及び誤差信号線がデジタルフィルタに接続される。この推定伝達特性と誤差信号eiとに基づいて、デジタルフィルタ44によりフィルタ係数の更新処理が行われる。すなわち、各振動数毎に、誤差信号が最大レベルであるすなわち制御のずれが最大の振動検出位置を対象として、適応制御により電磁アクチュエータ23を駆動することにより、振動検出位置での振動を簡易かつ安価に抑制できる。
請求項(抜粋):
振動発生源を有する防振対象物の該振動発生源に加振力を及ぼす加振手段と、該防振対象物における複数の箇所の振動状態をそれぞれ検出する複数の振動検出手段と、該複数の振動検出手段に対応した複数の制御系統を有しており、該複数の振動検出手段からの複数の検出信号に基づいて該複数の制御系統を用いて前記加振手段の駆動を制御することにより、前記複数の箇所の振動を能動的に抑制する駆動制御手段とを備えた能動型防振装置において、前記複数の振動検出手段からの検出信号のうちの最大レベルの検出信号を選択する信号選択手段と、該信号選択手段の選択に応じて、前記駆動制御手段の複数の制御系統のうちの該選択された検出信号に係る制御系統のみを用いるように該駆動制御手段の接続状態を切り替える切替制御手段とを設けたことを特徴とする能動型防振装置。
IPC (5件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  G05D 19/02 ,  G10K 11/178 ,  G10K 11/16
FI (5件):
F16F 15/02 B ,  B60K 5/12 G ,  G05D 19/02 D ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 J
Fターム (10件):
3D035CA05 ,  3D035CA23 ,  3D035CA43 ,  3J048AB07 ,  3J048AD02 ,  3J048EA01 ,  3J048EA07 ,  3J048EA36 ,  5D061FF02 ,  5D061GG10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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