特許
J-GLOBAL ID:200903061588849591

低ホルモン活性ビスフェノール類

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-038524
公開番号(公開出願番号):特開2002-316963
出願日: 2002年02月15日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】 ホルモン活性が大きく低減し、かつ安全性の高いビスフェノール類およびその誘導体を提供する。【解決手段】 ビスフェノール類として、9,9-ビス(4-ヒドロキシフェニル)フルオレン類又はその誘導体を用いることにより、ホルモン活性を大きく低減させる。このビスフェノール類は、エストロゲン受容体に対する結合試験において、結合阻害率が濃度100μMで50%以下、転写活性試験において波長540nmでの吸光度における転写活性が、ビスフェノールAの少なくとも1/100以下、又は細胞増殖試験において細胞増殖活性がビスフェノールAの少なくとも1/20以下である。前記誘導体には、前記ビスフェノール類又はそのアルキレンオキサイド付加体をジオール成分とする樹脂、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、エポキシ系樹脂などが含まれる。
請求項(抜粋):
下記式【化1】(式中、R1,R2は、同一又は異なって、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基又はアリール基を示し、nは0〜2の整数を示す。R3はアルキレン基を示し、mは0又は1以上の整数を示す)で表される化合物であって、エストロゲン受容体に対する結合試験において、1nMのβ-エストラジオールに対して、結合阻害率が濃度100μMで50%以下、転写活性試験において波長540nmでの吸光度における転写活性が、ビスフェノールAの少なくとも1/100以下、又は細胞増殖試験において細胞増殖活性がビスフェノールAの少なくとも1/20以下に、ホルモン活性が低減したビスフェノール類。
IPC (3件):
C07C 39/17 ,  C08K 5/13 ,  C08L101/00
FI (3件):
C07C 39/17 ,  C08K 5/13 ,  C08L101/00
Fターム (13件):
4H006AA01 ,  4H006AB20 ,  4H006AB84 ,  4H006FC56 ,  4H006FE13 ,  4H006FG29 ,  4J002CD201 ,  4J002CF281 ,  4J002CG001 ,  4J002CK021 ,  4J002EJ006 ,  4J002FD206 ,  4J002GT00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
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