特許
J-GLOBAL ID:200903061643517250

IGBT

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-362493
公開番号(公開出願番号):特開2006-173297
出願日: 2004年12月15日
公開日(公表日): 2006年06月29日
要約:
【課題】 PN寄生ダイオードの耐圧を低くしたい場合と高くした場合に、IGBT特性であるオン損失、スイッチングスピード、サージ耐量を最適に設定することができるIGBTを提供する。【解決手段】 シリコン基板1の近傍をN型不純物の濃度が濃い第1バッファ層2aとし、それ以外の部分を濃度が薄い第2バッファ層2bとして濃度差をつける。これにより、シリコン基板1の近傍においてN型不純物の濃度を高くすることができ、スイッチングスピードが速く、L負荷サージ耐量も十分得られるIGBTとすることが可能となる。そして、バッファ層すべてにおいてN型不純物の濃度が濃くされた訳ではないため、オン電圧が高くなり過ぎず、オン損失を少ないままにすることが可能になる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1導電型の基板(1)と、 前記第1導電型の基板(1)の主表面側に形成された、第2導電型の第1バッファ層(2a)と、 前記第1バッファ層(2a)の表面に形成され、前記第1バッファ層(2a)よりも不純物濃度が低く構成された第2導電型の第2バッファ層(2b)と、 前記第2バッファ層(2b)の上に形成され、前記第2バッファ層(2b)よりも不純物濃度が低く構成された第2導電型のドリフト層(3)と、 前記第2導電型のドリフト層(3)の表層部に形成された第1導電型のベース領域(5)と、 前記ベース領域(5)の表層部において、該ベース領域(5)内で終端するように形成された第2導電型のエミッタ領域(6)と、 前記エミッタ領域(6)と前記ドリフト領域(3)との間をチャネル領域として、該チャネル領域の表面に形成されたゲート絶縁膜(7)と、 前記ゲート絶縁膜(7)の表面に形成されたゲート電極(8)と、 前記エミッタ領域(6)および前記ベース領域(5)と電気的に接続されるように構成されたエミッタ電極(10)と、 前記基板(1)の裏面に形成されたコレクタ電極(11)と、を有していることを特徴とするIGBT。
IPC (2件):
H01L 29/78 ,  H01L 29/739
FI (2件):
H01L29/78 655B ,  H01L29/78 652H
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第2918399号公報
  • 特許第2526653号公報
審査官引用 (7件)
  • 半導体装置とその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-054945   出願人:株式会社東芝
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-395241   出願人:株式会社東芝
  • 半導体装置およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-321898   出願人:三菱電機株式会社
全件表示

前のページに戻る