特許
J-GLOBAL ID:200903061797573692

液滴吐出ヘッド、インクジェットプリンタ、液滴吐出ヘッドの製造方法およびインクジェットプリンタの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲葉 良幸 ,  田中 克郎 ,  大賀 眞司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-146647
公開番号(公開出願番号):特開2009-292003
出願日: 2008年06月04日
公開日(公表日): 2009年12月17日
要約:
【課題】変位量を向上させることができる液滴吐出ヘッドを提供する。【解決手段】本発明に係る液滴吐出ヘッドの圧電体膜(17)は、キャビティ(Ca)の第1方向の略中央部に配置され、圧電体膜の前記第1方向の幅(Wp1)は、前記キャビティの前記第1方向の幅(Wc1)より小さく、前記圧電体膜の前記第1方向の両側に前記キャビティの形成領域であって、前記圧電体膜の形成領域とならない第1領域(腕部20)を有し、下部電極(15)は、前記第1領域に配置された開口部(OA1)と、前記開口部と交互に配置される橋部(BA)と、を有する。かかる構成によれば、前記圧電体膜の形成領域と前記キャビティの形成領域とが重ならない第1領域の下部電極が抜かれた構成となり、変位量を向上させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
振動板の上部に配置され第1方向に並ぶ第1および第2の圧電素子と、 前記振動板の下部に、隔壁により区画され、前記第1および第2の圧電素子にそれぞれ対応して配置される第1および第2のキャビティと、を有し、 前記第1および第2の圧電素子は、それぞれ振動板側から下部電極、圧電体膜および上部電極の積層構造を有し、 前記圧電体膜は、前記キャビティの前記第1方向の略中央部に配置され、前記圧電体膜の前記第1方向の幅は、前記キャビティの前記第1方向の幅より小さく、前記圧電体膜の前記第1方向の両側に前記キャビティの形成領域であって、前記圧電体膜の形成領域とならない第1領域を有し、 前記下部電極は、前記第1および第2の圧電素子に共通の導電膜であり、 前記第1の圧電素子の圧電体膜形成領域に配置される第1電極部と、 前記第2の圧電素子の圧電体膜形成領域に配置される第2電極部と、 前記第1領域に配置された開口部と、前記開口部と交互に配置され、前記第1電極部と第2電極部とを接続する橋部と、を有することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/16
FI (2件):
B41J3/04 103A ,  B41J3/04 103H
Fターム (11件):
2C057AF37 ,  2C057AF52 ,  2C057AG47 ,  2C057AG92 ,  2C057AG94 ,  2C057AP02 ,  2C057AP31 ,  2C057AP51 ,  2C057AP52 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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