特許
J-GLOBAL ID:200903061814612800

ハイブリッド車両の駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-225671
公開番号(公開出願番号):特開2001-057704
出願日: 1999年08月09日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】【課題】 バッテリの蓄電量が少ないときであってもエンジンを確実に始動可能なハイブリッド車両の駆動装置の提供。【解決手段】 バッテリの蓄電量が少ないときには、放電開始直後の電力を利用してジェネレータ・モータを駆動することによってエンジンを確実に始動させると共に、当該エンジンの燃焼開始後には、比例項制御ゲインを大きく設定することにより、エンジンの始動タイミングからエンジン回転数Neが目標値Nebに達するまでの所要時間を、バッテリからの供給電力が所定値より小さくなるまでの時間より短くし、且つエンジン回転数Neをあえて目標値Nebを越えてオーバーシュートさせる。オーバーシュートの発生後は、エンジン回転数の慣性力によって回転数が低下していくのを利用して、タイミングt3までにエンジン回転数Neを目標値Nebに整定させ、その時点でクラッチを締結させる。
請求項(抜粋):
燃料の燃焼によって車輪の駆動軸を回転させる第1回転トルクを発生するエンジンと、バッテリからの供給電力によって該駆動軸を回転させる第2回転トルクを発生する走行モータと、該第1回転トルクを用いて発電し、その発電した電力を該バッテリに供給するジェネレータ機能及びそのバッテリからの供給電力によって該エンジンの燃焼運転を始動させる第3回転トルクを発生するモータ機能を備えるジェネレータ・モータと、そして該エンジンの出力軸を該駆動軸に対して締結・開放可能なクラッチとを備えるハイブリッド車両の駆動装置であって、前記バッテリの蓄電量を検出及び/または推定する検出手段と、前記第2回転トルクを用いた走行中に、前記駆動軸に前記出力軸が締結されていない状態で前記エンジンを始動させ、且つ前記エンジンの出力軸の回転数を前記駆動軸の回転数に略一致させると共に、前記検出手段により検出された蓄電量が所定の値より小さいときには、前記エンジンを始動させてから前記エンジンの出力軸の回転数が前記駆動軸の回転数より大きくなるまでの所要時間を所定の時間より短くすべく、前記第1回転トルク及び/または第3回転トルクの制御を行う制御手段を備えることを特徴とするハイブリッド車両の駆動装置。
IPC (2件):
B60L 11/14 ,  B60K 6/02
FI (2件):
B60L 11/14 ,  B60K 9/00 E
Fターム (36件):
5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI22 ,  5H115PI29 ,  5H115PO17 ,  5H115PU10 ,  5H115PU22 ,  5H115PU24 ,  5H115PU25 ,  5H115PV09 ,  5H115QE01 ,  5H115QE08 ,  5H115QE10 ,  5H115QI04 ,  5H115QN02 ,  5H115QN06 ,  5H115QN11 ,  5H115QN12 ,  5H115QN22 ,  5H115QN23 ,  5H115QN24 ,  5H115RB08 ,  5H115RE01 ,  5H115RE05 ,  5H115SE04 ,  5H115SE05 ,  5H115SJ12 ,  5H115TB01 ,  5H115TE02 ,  5H115TE03 ,  5H115TE08 ,  5H115TE10 ,  5H115TI02 ,  5H115TO13 ,  5H115TO21 ,  5H115TO30
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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