特許
J-GLOBAL ID:200903061896679273

高純度高Ni溶鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037307
公開番号(公開出願番号):特開平9-296211
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 低融点の取鍋スラグがRH浸漬管と接触している時間を短縮して耐火物の寿命延長を図り、RH操業を安定化させ、高純度高Ni溶鋼を高生産性で製造する。【解決手段】 C濃度0.01重量%以下の高純度高Ni鋼を溶製する際、RH真空脱ガス装置で溶鋼にSi添加剤を投入して自由酸素が0.007〜0.015重量%残るように脱酸した後、Si成分を確認してSi濃度調整し、続いてスラグ成分調整剤を投入し、取鍋スラグを改質する。 Si添加剤投入後2〜3分経過した時点のSi濃度は、log{[Si濃度(重量%)]×[自由酸素濃度(重量%)]2 }+24800/[溶鋼温度(K)]=7.75〜7.95の関係から推定できる。スラグ成分調整剤としては、CaOを主成分とし、15〜45重量%のCaF2 及び0〜10重量%のMgOを含むものを使用することが好ましい。
請求項(抜粋):
C濃度0.01重量%以下の高純度高Ni鋼を溶製する際、RH真空脱ガス装置で溶鋼にSi添加剤を投入して自由酸素が0.007〜0.015重量%残るように脱酸した後、Si濃度を推定してSi濃度調整し、続いてスラグ成分調整剤を投入し、取鍋スラグを改質することを特徴とする高純度高Ni溶鋼の溶製方法。
IPC (5件):
C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/076 ,  C21C 7/10
FI (5件):
C21C 7/00 A ,  C21C 7/04 B ,  C21C 7/06 ,  C21C 7/076 A ,  C21C 7/10 A
引用特許:
審査官引用 (12件)
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