特許
J-GLOBAL ID:200903061908805415

内燃機関の動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 江原 望 ,  中村 訓 ,  小田 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-040246
公開番号(公開出願番号):特開2005-233005
出願日: 2004年02月17日
公開日(公表日): 2005年09月02日
要約:
【課題】弁作動特性の変更時にも適正なバルブクリアランスの維持が容易であり、しかも弁作動特性の制御範囲を大きく設定することが可能な動弁装置を提供する。【解決手段】動弁装置は、吸気カム21の回転に応じて第1揺動中心線L4を中心として揺動する第1ロッカアーム50と、第2揺動中心線L5を中心として揺動して第1ロッカアーム50を介して伝達された弁駆動力を吸気弁14に伝達する第2ロッカアーム60と、第1,第2揺動中心線L4,L5が一体に揺動するように第1,第2ロッカアーム50,60を揺動可能に支持するホルダ30とを備える。第1ロッカアーム50の当接部54には、第2ロッカアーム60の当接部62のローラ63との当接により吸気弁14を閉弁状態に保つ空走面55aと吸気弁14を開弁状態にする駆動面55bとを有するカム面55が形成される。空走面55aの断面形状は第1揺動中心線L4を中心とする円弧状である。【選択図】図2
請求項(抜粋):
機関回転に同期して回転する動弁カムと、吸気弁および排気弁の少なくとも一方からなる機関弁を開閉作動すべく前記動弁カムの弁駆動力を前記機関弁に伝達する伝達機構と、前記伝達機構に備えられるホルダを駆動する駆動機構とを備え、前記駆動機構により駆動されて移動する前記ホルダの移動位置に応じて前記機関弁の開閉時期および最大リフト量を含む弁作動特性が制御される内燃機関の動弁装置において、 前記伝達機構は、前記動弁カムの回転に応じて第1揺動中心線を中心として揺動する第1揺動部材と、前記第1揺動部材との当接により第2揺動中心線を中心として揺動して前記第1揺動部材を介して伝達された前記弁駆動力を前記機関弁に伝達する第2揺動部材とを備え、前記ホルダは、前記第1および前記第2揺動部材を揺動可能に支持すると共に前記駆動機構の作動に応じて前記動弁カムの回転中心線とは異なるホルダ揺動中心線を中心として揺動し、前記第1および前記第2揺動中心線は前記ホルダと一体に揺動し、互いに当接する前記第1揺動部材の駆動当接部および前記第2揺動部材の従動当接部の一方の当接部には、他方の当接部との当接により前記機関弁を閉弁状態に保つ空走面と前記機関弁を開弁状態にする駆動面とを有するカム面が形成され、前記第1揺動中心線に直交する平面での前記空走面の断面形状は、前記第1揺動中心線を中心とする円弧状であることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (1件):
F01L13/00
FI (1件):
F01L13/00 301L
Fターム (15件):
3G018AB05 ,  3G018AB18 ,  3G018BA17 ,  3G018BA19 ,  3G018BA32 ,  3G018CA13 ,  3G018CB05 ,  3G018DA11 ,  3G018DA14 ,  3G018DA83 ,  3G018DA85 ,  3G018EA02 ,  3G018FA01 ,  3G018FA06 ,  3G018FA07
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭58-214610号公報
  • リフト可変動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-172138   出願人:本田技研工業株式会社
  • 4サイクルエンジンの動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-400338   出願人:スズキ株式会社
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審査官引用 (4件)
  • リフト可変動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-172138   出願人:本田技研工業株式会社
  • 4サイクルエンジンの動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-400338   出願人:スズキ株式会社
  • 可変動弁装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-268985   出願人:アイシン精機株式会社
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