特許
J-GLOBAL ID:200903062047716641

ウエビング巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-250757
公開番号(公開出願番号):特開2004-090672
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】所謂WSIRにおいて所謂エンドロックが生じるのを抑制又は防止することができるウエビング巻取装置を得る。【解決手段】WSIR用のパウル62の係合相手である内歯134は、WSIR用ギヤ132として別個独立に構成されている。このWSIR用ギヤ132の外周面には外歯136が形成されており、これと噛合う別のパウル138が配設されている。このパウル138は、ELRとALRとの切換機構を利用して、ウエビングの全量巻取時には付勢手段の付勢力に抗して外歯136から離間され、WSIR用ギヤ132を回転可能な状態に保持し、それ以外のときには外歯136に係合してWSIR用ギヤ132を固定的に保持する。従って、エンドロックが生じる際にはWSIR用ギヤ132の拘束が解かれているので、すぐにパウル62が内歯134から外れ、エンドロックするのを防止できる。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
乗員拘束用のウエビングが急激に引き出された場合に、車体に固定されたフレームに軸線回りに回転可能に支持されかつ当該ウエビングを付勢力で層状に巻き取る巻取軸の軸端側に一体的かつ同軸的に設けられた慣性板が巻取軸に対して回転遅れを生じて、揺動可能に支持されたパウルを揺動させかつ当該パウルをフレーム側に固定的に支持された係合歯に係合させることで、巻取軸のウエビング引出方向回転をロックするウエビング巻取装置であって、 前記フレームに対して前記係合歯を軸線回りに回転可能に設けると共に、乗員がウエビング装着状態を解除し、当該ウエビングを付勢力で巻取軸に全量巻き取らせた際には、当該係合歯を回転可能な状態に保持し、それ以外の際には当該係合歯のウエビング引出方向回転を阻止した状態に保持する保持手段を設けた、 ことを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (1件):
B60R22/38
FI (1件):
B60R22/38
Fターム (5件):
3D018HA00 ,  3D018HB03 ,  3D018HB05 ,  3D018HC01 ,  3D018HC04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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