特許
J-GLOBAL ID:200903070342063202

シートベルト用リトラクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151914
公開番号(公開出願番号):特開平9-309408
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 ベルト格納時に緊急ロック機構が誤作動してウェビングが引出しも巻取りも不可能となるエンドロック状態の発生を防止する。【解決手段】 回転制御盤41の係止壁41c がウェビング50の全量巻取り付近では、ロックアーム26の係合爪26b がギアケース34の内歯ギア34a と係合する方向に移動するのを規制すると共に、ボビン3に突設された突起12が前記内歯ギア34aと非係合な状態の前記ロックアーム26に係合することにより、ボビン3に対するラチェットホイール18の回転遅れを阻止する。そこで、前記ラチェットホイール18がボビン3に対して回転遅れを生じることにより作動されるポール16は、係合内歯2と非係合な非作動状態に保持される。
請求項(抜粋):
ウェビングが巻装された巻取軸のウェビング引出し方向の回転を阻止可能なロック手段と、巻取軸に相対回転可能に支持されると共に巻取軸に対して回転遅れを生じることにより前記ロック手段を作動するラッチ部材と、該ラッチ部材に揺動自在に軸支されると共に被係合部に係合して前記ラッチ部材のウェビング引出し方向の回転を阻止可能な係止部材と、前記巻取軸に相対回転可能に支持されると共に所定以上のウェビング引出し方向の回転が作用した際には巻取軸に対して回転遅れを生じて前記係止部材を被係合部係合方向へ揺動させる慣性部材と、巻取軸の回転に伴って回転し、ウェビングの全量巻取り付近では前記係止部材が前記被係合部と係合する方向に移動するのを規制する回転制御手段と、前記被係合部と非係合な状態の前記係止部材に係合することにより、前記巻取軸に対する前記ラッチ部材の回転遅れを阻止する規制手段と、を有することを特徴とする緊急ロック機構を備えたシートベルト用リトラクター。
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る