特許
J-GLOBAL ID:200903062453901727

レーザー金属成形による硬い層の微細構造の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 江崎 光史 ,  三原 恒男 ,  奥村 義道 ,  鍛冶澤 實
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-533145
公開番号(公開出願番号):特表2005-537934
出願日: 2003年07月29日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
レーザー金属成形プロセスを制御して、コーティング(12)を施す方法を開示している。物体(1)上に特定の出力での光源と信号収集機器を動かして、物体(1)の表面(5)に溶融池(7)を局所的に形成し、そこにコーティング用粉末(8)を注入する。溶融池(7)から光信号(13)を収集して、観測した光信号(13)を溶融池(7)の温度及び温度変動を測定するために使用する。更に、制御システム(16)を使用して、光源の出力などの少なくとも一つのプロセスパラメータを調整し、所望の溶融池の特性を得る。それに続いて、溶融池(7)を凝固させる。この微細構造に関する高度な制御は、最適化された磨耗特性を持つレーザー金属成形による硬いコーティング(12)を形成するための効率的なツールを提供するものである。
請求項(抜粋):
レーザー金属成形プロセスを制御して、物体(1)の表面(5)にレーザー金属成形による硬い層を形成する方法であって、 この方法は、 (a)光源及び信号収集機器と物体(1)とを互いに相対的に動かす工程と、その際、 (b)この光源を用いて、特定の出力で、物体(1)の表面(5)を局所的に溶融して、溶融池(7)を形成する工程と、 (c)粉末(8)は、基質相に埋め込むための炭化物と金属の粉末又は硬質の粒子の混合物から成り、ノズル(10a)を用いて、この粉末(8)をキャリアガス(9)とともに溶融池(7)に注入する工程と、 (d)この信号収集機器を用いて、溶融池(7)からの光信号(13)を収集する工程と、 (e)この観測した光信号(13)を使用して、この溶融池(7)の特性として、温度及び温度変動を測定する工程と、 (f)制御システム(16)内のフィードバック回路において、この光信号(13)からの溶融池(7)の温度及び温度変動の情報を使用して、光源の出力、光源と物体(1)間の相対的な速度、追加するコーティング用材料及び/又はキャリアガス(9)の質量供給率、ノズル(10a)と物体間の距離並びにノズル(10a)の物体(1)に対する角度の中の一つ又は組み合わせをプロセスパラメータとして調整して、所望の溶融池の特性を得る工程と、それに続いて、 (g)この溶融池(7)を凝固させる工程と、 を有する方法。
IPC (3件):
B23K26/34 ,  B23K26/00 ,  C23C26/00
FI (4件):
B23K26/34 ,  B23K26/00 N ,  B23K26/00 P ,  C23C26/00 E
Fターム (27件):
4E068AH02 ,  4E068BB02 ,  4E068CA02 ,  4E068CA07 ,  4E068CA13 ,  4E068CA17 ,  4E068CB02 ,  4E068CB08 ,  4E068CC02 ,  4E068CC03 ,  4E068CE01 ,  4E068DA02 ,  4E068DB01 ,  4K044AA02 ,  4K044AB10 ,  4K044BA02 ,  4K044BA06 ,  4K044BA18 ,  4K044BB01 ,  4K044BB10 ,  4K044BC01 ,  4K044BC06 ,  4K044CA25 ,  4K044CA29 ,  4K044CA42 ,  4K044CA44 ,  4K044CA71
引用特許:
出願人引用 (28件)
  • 欧州特許出願第0558870号公報
  • 国際特許出願第95/35396号公報
  • 米国特許登録第5,914,059号公報
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審査官引用 (6件)
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