特許
J-GLOBAL ID:200903062651168369

ガスセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028174
公開番号(公開出願番号):特開平10-227760
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】電極上でのNO+(1/2)O2 →NO2 の反応を抑圧でき、被測定ガス中の例えばNOx濃度を、酸素あるいはCO2 、H2 O等の影響を受けることなく、長期間安定に測定可能にする。【解決手段】被測定ガス中のNOx濃度を知るために、第1の拡散律速部56を通じて被測定ガスが導かれる第1室60と、その雰囲気が第2の拡散律速部60を通じて導かれる第2室62と、第1室60内の酸素分圧を制御する主ポンプセル68と、第2室62内の酸素を汲み出す測定用ポンプセル82と、測定用ポンプセル82の作動により流れるポンプ電流Ip2を検出する電流検出手段(電流計88を含む)を設けて構成する。そして、第1室60内に露呈する内側ポンプ電極64を、Auと白金族との合金とセラミック成分からなるサーメット電極とし、かつ、前記合金中に含まれるAuの割合を0.3wt%以上、35wt%以下にして構成する。
請求項(抜粋):
被測定ガス中の所定ガス成分を還元乃至分解せしめて、その際に発生する酸素量を測定することによって、被測定ガス中の所定ガス成分を求めるようにしたガスセンサであって、一方が、外部空間からの被測定ガスの導入側に配設された一対のポンプ電極を有し、かつ、前記外部空間から導入された被測定ガスに含まれる酸素を、前記一対のポンプ電極間に印加される制御電圧に基づいてポンピング処理して、処理雰囲気中の酸素分圧をNOが分解され得ない所定の値に制御する主ポンプ手段と、一方が、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガスの導入側に設けられた一対の検出電極を有し、かつ、前記主ポンプ手段にてポンピング処理された後の被測定ガスに含まれる酸素を、前記一対の検出電極間に印加される測定用電圧に基づいてポンピング処理する測定用ポンプ手段と、前記測定用ポンプ手段によりポンピング処理される前記酸素の量に応じて生じるポンプ電流を検出する電流検出手段とを具備し、前記外部空間から導入された被測定ガスの処理空間に露呈する少なくとも一つの電極が、Auと白金族との合金と、セラミック成分からなるサーメット電極であり、前記合金中に含まれるAuの割合が0.3wt%以上、35wt%以下であることを特徴とするガスセンサ。
IPC (2件):
G01N 27/416 ,  G01N 27/419
FI (3件):
G01N 27/46 331 ,  G01N 27/46 311 J ,  G01N 27/46 327 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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