特許
J-GLOBAL ID:200903062801063013
オキシム化合物のベックマン転位反応用触媒、及びそれを用いたアミド化合物の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
廣田 雅紀
, 小澤 誠次
, 大▲高▼ とし子
, ▲高▼津 一也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-087274
公開番号(公開出願番号):特開2006-219470
出願日: 2005年03月24日
公開日(公表日): 2006年08月24日
要約:
【課題】 触媒の存在下にオキシム化合物のベックマン転位反応を行うにあたり、強酸を使用せず、オキシム化合物を転位せしめて高効率にアミド化合物を製造する方法や、かかるアミド化合物を製造する際に用いるオキシム化合物のベックマン転位反応用触媒を提供すること。【解決手段】 ベックマン転位反応用触媒として、(1)芳香環を構成する原子として、脱離基を有する炭素原子を少なくとも1つ含み、(2)芳香環を構成する原子として、ヘテロ原子又は電子吸引基を有する炭素原子のいずれかの原子の一方又は両方を少なくとも3つ含み、(3)前記へテロ原子又は電子吸引基を有する炭素原子のうち2つが前記脱離基を有する炭素原子のオルトあるいはパラ位に位置する、ことからなる芳香環含有化合物の存在下、ニトリル系溶媒中で、オキシム化合物のベックマン転位反応を行うと、強酸を使用することなくオキシム化合物から温和な反応条件下、高収率でアミド化合物が得られる。
請求項(抜粋):
芳香環含有化合物の存在下、極性溶媒中で、オキシム化合物のベックマン転位反応を行うことによりアミド化合物を製造する方法であって、該芳香環含有化合物が、次の条件(1)〜(3)すべてを満足する芳香環含有化合物であることを特徴とするアミド化合物の製造方法。
(1)芳香環を構成する原子として、脱離基を有する炭素原子を少なくとも1つ含む
(2)芳香環を構成する原子として、ヘテロ原子又は電子吸引基を有する炭素原子のいずれかの原子の一方又は両方を少なくとも3つ含む
(3)前記のヘテロ原子又は電子吸引基を有する炭素原子のうちの2つが、前記脱離基を有する炭素原子のオルトあるいはパラ位に位置する
IPC (7件):
C07C 231/10
, B01J 31/02
, C07C 233/17
, C07C 233/24
, C07D 213/64
, C07D 223/10
, C07D 225/02
FI (7件):
C07C231/10
, B01J31/02 102Z
, C07C233/17
, C07C233/24
, C07D213/64
, C07D223/10
, C07D225/02
Fターム (41件):
4C034DE03
, 4C034EA01
, 4C055AA01
, 4C055BA02
, 4C055BA39
, 4C055BA42
, 4C055BB04
, 4C055BB17
, 4C055CA03
, 4C055CA51
, 4C055CB17
, 4C055DA01
, 4G169AA02
, 4G169AA08
, 4G169BA21A
, 4G169BA21B
, 4G169BA43A
, 4G169BA44A
, 4G169BC42B
, 4G169BC43B
, 4G169BC44B
, 4G169BE13A
, 4G169BE13B
, 4G169BE20A
, 4G169BE20B
, 4G169BE33A
, 4G169BE33B
, 4G169BE34B
, 4G169BE37A
, 4G169BE37B
, 4G169BE38A
, 4G169CB59
, 4G169DA02
, 4H006AA02
, 4H006AC53
, 4H006BA08
, 4H006BA51
, 4H006BV22
, 4H006BV25
, 4H039CA71
, 4H039CJ90
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)
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特公昭47-018114
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特公昭46-023740
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特開昭49-117483
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アミド化合物の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-110374
出願人:三菱化学株式会社
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引用文献:
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