特許
J-GLOBAL ID:200903062804608517

パワー補償差分走査熱量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-076792
公開番号(公開出願番号):特開2001-349856
出願日: 2001年03月16日
公開日(公表日): 2001年12月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 パワー補償差分走査熱量計を提供する。【解決手段】 サンプルの熱流を測定するために、一の絶対的な温度測定値、二の差分温度測定値、差分パワー測定値、および五つの項の熱流等式を用いるパワー補償差分走査熱量計である。前記熱量計は、二つの連続する校正実験を実行することにより校正される。好ましい実施形態において、第一の校正実験において、空のサンプル皿および空の基準物皿を用い、第二の校正実験では、サンプルホルダおよび基準物ホルダ内にサファイア試料を保持する。他の実施形態では、サファイア校正試料は、第一および第二の校正実験のいずれにも使用される。
請求項(抜粋):
パワー補償差分走査熱量計(power compensationdifferential calorimeter)であって:(a) サンプル温度、基準物温度および恒温容器温度のいずれか一つを測定する絶対的な温度の測温体(absolute temperature detector);(b) サンプル温度と恒温容器温度間の差分、基準物温度と恒温容器温度間の差分、およびサンプル温度と基準物温度間の差分、のいずれか一つを測定する第一差分温度測温体;(c) サンプル温度と基準物温度間の差分、サンプル温度と恒温容器温度間の差分、および基準物温度と恒温容器温度間の差分、のいずれか一つを測定する第二差分温度測温体;および(d) サンプルに与えられるパワーと基準物に対するそれとの差分パワーを測定する計器;を備えており、当該パワー補償差分熱量計は、予め選択された温度プログラムに基づいて空のセルを用いた第一の実験を実行するとともに、前記と同じあらかじめ選択された温度プログラムに基づいてサンプルホルダ内のサンプルサファイア試料および基準物ホルダ内の基準物サファイア試料を用いた第二の実験を実行することにより校正されるものであること、を特徴とするもの。
Fターム (17件):
2G040AA05 ,  2G040AA08 ,  2G040AB12 ,  2G040BA02 ,  2G040BA26 ,  2G040CA02 ,  2G040CB03 ,  2G040DA02 ,  2G040EA02 ,  2G040EB02 ,  2G040EB05 ,  2G040EC09 ,  2G040HA06 ,  2G040HA15 ,  2G040HA16 ,  2G040HA18 ,  2G040ZA05
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 物質科学のための熱分析の基礎, 19961005, 初版3刷, p139〜p143

前のページに戻る