特許
J-GLOBAL ID:200903062868052539

乳酸菌により熟成させる漬物床及びその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-269504
公開番号(公開出願番号):特開2003-047398
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月18日
要約:
【要約】【課題】公知の糠床は、カビが発生し易いので毎日掻き混ぜる手入れが煩瑣であり、手入れを怠ると腐敗して耐え難い異臭を発生するので気密性が高い家屋内では、利用し難い。人参、牛蒡等の硬い野菜は短時間では漬け上がらない。【解決手段】美味で健康的な漬物を得るために、“おから”や大豆滓に、醸造酢、オレンジ汁及び乳酸菌(ラクトバチルス ファーメンタムLactobacillus fermentum)とを含有する菌水、天然塩、昆布及び唐辛子を加えて攪拌して得た混合物を内袋内に袋詰して脱気し(720mg/Hg.)、10°C〜15°Cの低温で1週間乳酸醗酵熟成させ、85°Cで30分煮沸滅菌し、該滅菌混合物を自然冷却させ、予め種菌である粉体乳酸菌(ラクトバチルスファーメンタムLactobacillus fermentum)を内蔵する子袋を入れた外袋に該内袋を入れ、シールして得る漬物床及びその製造法。
請求項(抜粋):
豆腐、豆乳等の製造に際して副次的に生産される“おから”や大豆滓に、醸造酢、オレンジ汁及び乳酸菌とを含有する菌水、天然塩、昆布及び唐辛子を添加後所要時間攪拌して混合物を得る工程と;該混合物を所要内袋に袋詰めして脱気する工程と;該内袋内の該混合物を所要時間乳酸醗酵して熟成させる工程と;該内袋内の該熟成混合物を所要温度で所要時間煮沸して滅菌する工程と;該滅菌混合物を自然冷却させる工程と;予め粉体乳酸菌を内蔵する小袋を入れた所要外袋内に、該滅菌混合物を有する該内袋を入れてシールする工程と;から成る乳酸菌により熟成させる漬物床の製造法。
IPC (2件):
A23B 7/10 ,  A23L 1/20
FI (2件):
A23B 7/10 B ,  A23L 1/20 Z
Fターム (10件):
4B020LB24 ,  4B020LC08 ,  4B020LG07 ,  4B020LK10 ,  4B020LK18 ,  4B020LK20 ,  4B020LP18 ,  4B069DB04 ,  4B069DB13 ,  4B069DB16
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る