特許
J-GLOBAL ID:200903062976303041

負荷分散コンピュータシステム、経路設定プログラム及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 後藤 政喜 ,  松田 嘉夫 ,  藤井 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-109527
公開番号(公開出願番号):特開2006-293459
出願日: 2005年04月06日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】ストレージ装置のキャッシュヒット率を保ちながら、システム全体の負荷を分散して性能を向上させる。【解決手段】複数のコンピュータと、前記複数のコンピュータと接続されたストレージ装置と、を備えるコンピュータシステムにおいて、前記ストレージ装置は、チャネルアダプタごとの第1アクセス負荷を測定する第1負荷測定部を備え、前記複数のコンピュータの少なくとも一つは、当該コンピュータが論理ユニットにアクセスする経路を管理する経路管理部を備え、前記経路管理部は、当該コンピュータから前記論理ユニットへの第2アクセス負荷を測定する第2負荷測定部と、前記第1及び第2負荷測定部によって測定された第1及び第2アクセス負荷に基づいて、一つの前記チャネルアダプタを選択し、当該チャネルアダプタを経由するアクティブ経路を設定するアクティブ経路設定部と、を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のホストと、 前記複数のホストと接続されたストレージ装置と、を備えるコンピュータシステムにおいて、 前記ストレージ装置は、 前記複数のホストと通信する複数のチャネルアダプタと、 データを格納する複数の論理ユニットと、 前記チャネルアダプタごとのストレージ測定負荷を測定するストレージ負荷測定部と、を備え、 各前記ホストは、 前記ストレージ装置と通信する一つ以上のホストバスアダプタを備え、 前記複数のホストの少なくとも一つは、 当該ホストが前記論理ユニットにアクセスするパスを管理する交代パス管理部を備え、 前記交代パス管理部は、 当該ホストから前記論理ユニットへのアクセスによるホスト測定負荷を、前記論理ユニットごとに測定するホスト負荷測定部と、 前記ストレージ負荷測定部及び前記ホスト負荷測定部によって測定されたストレージ測定負荷及びホスト測定負荷に基づいて、一つの前記チャネルアダプタを前記論理ユニットごとに選択し、当該チャネルアダプタを経由するアクティブパスを設定するアクティブパス設定部と、を備え、 前記アクティブパス設定部は、 前記チャネルアダプタごとに、前記ストレージ測定負荷から、当該チャネルアダプタに関する前記ホスト測定負荷を減じることによって、当該アクティブパス設定部を備えるホスト以外の前記ホストによる他ホスト負荷を算出し、 前記チャネルアダプタごとに、前記他ホスト負荷と、当該チャネルアダプタに既に設定された前記アクティブパスに関する前記ホスト測定負荷との合計値を算出し、 前記ホスト測定負荷及び前記他ホスト負荷の合計値が最も小さい前記チャネルアダプタを選択し、 前記ホスト測定負荷及び前記他ホスト負荷の合計値が最も小さい前記チャネルアダプタが複数存在する場合は、 当該チャネルアダプタごとに、設定されたアクティブパスの数を算出し、 前記ホスト測定負荷及び前記他ホスト負荷の合計値が最も小さく、かつ、前記算出されたアクティブパスの数が最も小さい前記チャネルアダプタを選択し、 前記論理ユニットごとに測定されたホスト測定負荷を比較し、 前記ホスト測定負荷が大きい論理ユニットの前記アクティブパスを、前記ホスト測定負荷が小さい論理ユニットの前記アクティブパスより先に設定することを特徴とするコンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 3/06 ,  G06F 12/00
FI (4件):
G06F3/06 301C ,  G06F3/06 ,  G06F12/00 514A ,  G06F12/00 545A
Fターム (8件):
5B065BA01 ,  5B065CA11 ,  5B065CE26 ,  5B065EK01 ,  5B065EK07 ,  5B065ZA08 ,  5B082FA11 ,  5B082HA08
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (11件)
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