特許
J-GLOBAL ID:200903062990502170

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-235157
公開番号(公開出願番号):特開平11-030663
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 ミリ波帯の高周波回路部品を追加することなく、簡易な構成にて低周波雑音の影響を除去可能なレーダ装置を提供する。【解決手段】 電圧制御発振器12の発振周波数を制御するための変調信号Smを生成する変調信号生成部14は、周波数を直線的に変化させる三角波状の直線変調成分Maを生成する三角波発振器26と、周波数を周期的に変化させる正弦波(周波数Fs)の周期変調成分Mbを生成する正弦波発振器27と、直線変調成分Ma及び周期変調成分Mbを合成し変調信号Smとする信号加算器28とを備える。変調信号Smにて変調された送信信号Ssと、目標物体からの反射波である受信信号Srとを混合すると、目標物体との距離や相対速度の算出に通常用いられるビート周波数fu(基本波成分)の他、低周波ノイズの少ない周波数帯の周波数n×Fs±fu(高調波成分)を含むビート信号Sbが得られる。
請求項(抜粋):
レーダ波として送信するため、変調された高周波の送信信号を生成する送信信号生成手段と、目標物体により反射された上記レーダ波の受信信号に、上記送信信号生成手段からの送信信号をローカル信号として混合し、該混合された信号の周波数差を成分とするビート信号を生成する高周波用ミキサと、該高周波用ミキサが生成するビート信号に基づき、目標物体との距離又は相対速度を求める演算手段と、を備えたレーダ装置において、上記送信信号生成手段は、時間に対して直線的に周波数を変化させる直線変調成分と、上記ビート信号の2倍以上の周波数で周期的に周波数を変化させる周期変調成分とにより変調された送信信号を生成し、上記演算手段は、上記送信信号が上記周期変調成分によって変調されることにより、上記ビート信号に発生する高調波成分に基づいて、目標物体との距離又は相対速度を求めることを特徴とするレーダ装置。
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (2件)
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-223397   出願人:富士通株式会社, 富士通テン株式会社
  • FM-CWレーダ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-176146   出願人:三菱電機株式会社

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