特許
J-GLOBAL ID:200903063029337729

吸収式冷暖房機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-043617
公開番号(公開出願番号):特開2003-240381
出願日: 2002年02月20日
公開日(公表日): 2003年08月27日
要約:
【要約】【課題】 不凍液を使用することなく暖房運転時に運転中以外の室内端末機の冷温水循環回路に対する冷温水の確実な凍結防止が可能となり、特に運転時の室内端末機の台数が少なく、運転中以外の室内端末機の台数が多くなっても、暖房能力の低下を来さず、暖房時の室内の快適性を損なわないようにする。【解決手段】 運転中以外の室内端末機には、冷温水が単一台数あるいは所定台数づつ順繰りに循環するので、特に運転中の室内端末機の台数が少なく、運転中以外の室内端末機の台数が多くても、冷温水が一度に多系統に分散することがない。これにより冷温水の温度が急激に低下せず、凍結防止運転が運転中の室内端末機に暖房能力不足をもたらさず、暖房時の室内への暖風が冷風感を伴うことがないので、暖房時の室内の快適性を損なわない。
請求項(抜粋):
冷媒を含む吸収液を加熱手段により加熱し、吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器と、この再生器によって分離した冷媒蒸気を冷却して凝縮する凝縮器と、この凝縮器により生じた冷媒液を低圧下で蒸発させる蒸発器と、前記再生器により冷媒蒸気が分離された吸収液に前記蒸発器により蒸発した冷媒蒸気を吸収させる吸収器と、前記吸収器から前記再生器へ吸収液を戻すための吸収液ポンプを有する吸収サイクルと、冷暖切替え弁を有し前記再生器と前記蒸発器とを接続してなる暖房用吸収液流路と、前記冷暖切替え弁の閉弁時には、前記吸収サイクルの作動により前記蒸発器を冷却源とし、前記冷暖切替え弁の開弁時には、前記再生器により加熱された吸収液を前記暖房用吸収液流路を介して前記蒸発器に供給して加熱源とする吸収式熱源機と、冷暖房運転に応じて前記蒸発器の熱交換用配管により冷却あるいは加熱された冷温水を冷温水ポンプにより前記熱交換用配管から開閉弁を介して複数の室内端末機に循環させる冷温水循環回路とを備え、前記室内端末機の全台数が所定台数以上の場合、暖房運転時に外気温度が所定温度以下になると、運転中の室内端末機の台数と運転中以外の室内端末機の台数との関係に基づき、運転中以外の室内端末機の前記開閉弁を単一台数あるいは所定台数づつ順繰りに開閉制御して運転中以外の室内端末機の冷温水循環回路に対する冷温水の凍結防止運転を行う制御部を有することを特徴とする吸収式冷暖房機。
IPC (3件):
F25B 15/00 306 ,  F24F 5/00 101 ,  F24F 11/02 102
FI (3件):
F25B 15/00 306 A ,  F24F 5/00 101 Z ,  F24F 11/02 102 R
Fターム (20件):
3L054BF04 ,  3L060AA01 ,  3L060AA06 ,  3L060CC03 ,  3L060CC08 ,  3L060CC19 ,  3L060DD03 ,  3L060EE31 ,  3L093AA05 ,  3L093BB22 ,  3L093BB29 ,  3L093BB42 ,  3L093CC03 ,  3L093DD10 ,  3L093EE00 ,  3L093GG02 ,  3L093GG05 ,  3L093HH19 ,  3L093JJ04 ,  3L093KK01
引用特許:
出願人引用 (4件)
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