特許
J-GLOBAL ID:200903063186410677

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-347271
公開番号(公開出願番号):特開2003-328812
出願日: 2002年11月29日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 インジェクタ5の電磁弁12のコイル周辺を通過する燃料温度を精度良く推定して、インジェクタ静リーク量や燃料漏れ量を精度良く推定することのできるコモンレール式燃料噴射システムを提供する。【解決手段】 インジェクタ5の電磁弁12のソレノイドコイル24のソレノイドコイル抵抗値とソレノイドコイル温度との関係を予め実験等により求めて作成した特性マップを用いてソレノイドコイル温度を推定する。そして、推定したソレノイドコイル温度とインジェクタ5の電磁弁12のコイル周辺を通過する燃料温度との関係を予め実験等により求めて作成した特性マップまたは演算式を用いてインジェクタ5の電磁弁12のコイル周辺を通過する燃料温度を推定する。この推定した燃料温度を以降のエンジン制御に反映させたり、推定した燃料温度をインジェクタ静リーク量の算出や燃料漏れ量の算出に反映させるようにした。
請求項(抜粋):
(a)燃料の噴射圧力に相当する高圧燃料を蓄圧する蓄圧容器と、(b)吸入した燃料を加圧して蓄圧容器内に圧送する燃料供給ポンプと、(c)前記蓄圧容器内に蓄圧された高圧燃料をエンジンの気筒内に噴射する噴射孔を開閉するノズルニードル、このノズルニードルの動作制御を行なう背圧制御室、およびこの背圧制御室内に供給される高圧燃料を燃料系の低圧側に溢流させることで前記ノズルニードルを開弁方向に駆動する電磁弁を有するインジェクタと、(d)前記背圧制御室から前記燃料系の低圧側に溢流する高温化した燃料の温度を検出する燃料温度検出手段とを備え、前記インジェクタは、前記背圧制御室から前記燃料系の低圧側に溢流する高温化した燃料が前記電磁弁のコイル周辺を通過する燃料流路を有し、前記燃料温度検出手段は、前記電磁弁のコイル抵抗値を測定する抵抗値測定手段を有し、この抵抗値測定手段によって測定された前記電磁弁のコイル抵抗値から、前記電磁弁のコイル周辺を通過する燃料温度を推定することを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/20 330 ,  F02D 41/34 ,  F02D 45/00 310
FI (4件):
F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/20 330 ,  F02D 41/34 N ,  F02D 45/00 310 Q
Fターム (18件):
3G084AA01 ,  3G084AA03 ,  3G084BA13 ,  3G084DA04 ,  3G084DA07 ,  3G084DA25 ,  3G084EB12 ,  3G084FA13 ,  3G301HA02 ,  3G301HA04 ,  3G301HA06 ,  3G301MA11 ,  3G301MA15 ,  3G301NE01 ,  3G301PB01Z ,  3G301PB03A ,  3G301PC05A ,  3G301PE01Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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