特許
J-GLOBAL ID:200903063318685905

キノン類の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-054446
公開番号(公開出願番号):特開平11-228484
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 温和な条件下、芳香族炭化水素を分子状酸素により酸化し、対応するキノン類を良好な収率で得る。【解決手段】 キノン類の製造法は、芳香族炭化水素を、N-ヒドロキシフタルイミドなどのイミド化合物の存在下、分子状酸素により酸化して対応するキノン類を製造する方法であって、前記イミド化合物と酸素とにより酸化可能な化合物の共存下に前記芳香族炭化水素を酸化する。イミド化合物と酸素とにより酸化可能な化合物として、(a)不飽和結合に隣接する部位に炭素-水素結合を有する化合物(例えば、フルオレンなど)、(b)メチン炭素原子を有する化合物などを使用できる。この方法によれば、アントラセンからアントラキノンが収率よく生成する。
請求項(抜粋):
芳香族炭化水素を、下記式(1)【化1】(式中、R1及びR2は、同一又は異なって、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ヒドロキシル基、アルコキシ基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アシル基を示し、R1及びR2は互いに結合して二重結合、又は芳香族性若しくは非芳香族性の環を形成してもよい。Xは酸素原子又はヒドロキシル基を示し、nは1〜3の整数を示す)で表されるイミド化合物の存在下、分子状酸素により酸化して対応するキノン類を製造する方法であって、前記イミド化合物と酸素とにより酸化可能な化合物の共存下に前記芳香族炭化水素を酸化するキノン類の製造法。
IPC (5件):
C07C 50/18 ,  B01J 31/02 102 ,  C07B 41/06 ,  C07C 46/08 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 50/18 ,  B01J 31/02 102 Z ,  C07B 41/06 C ,  C07C 46/08 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (8件)
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