特許
J-GLOBAL ID:200903063422965391
周波数帯域分割型反響消去装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-208547
公開番号(公開出願番号):特開平9-116472
出願日: 1996年08月07日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 疑似反響路の収束速度の改善。【解決手段】 それぞれの分割周波数帯域で疑似反響路によりサブバンド受話信号xk(m) から疑似反響信号を生成し、減算器によりサブバンド反響信号yk(m) から疑似反響信号を減算してサブバンド誤差信号ek(m) を生成し、反響路推定部においてサブバンド誤差信号ek(m) とサブバンド受話信号xk(m) からサブバンド誤差信号が0に近づくように疑似反響路の伝達関数を適応アルゴリズムにより推定する周波数帯域分割型反響消去装置において、サブバンド受話信号を生成する周波数帯域分割部の帯域通過フィルタの阻止域減衰量は、サブバンド反響信号を生成する周波数帯域分割部の帯域通過フィルタの阻止域減衰量より小さく設定されている。
請求項(抜粋):
受話信号を反響路に出力すると共に疑似反響路に入力して疑似反響信号を生成し、上記反響路を経由して拾われた反響信号から上記疑似反響信号を減算することにより反響信号を消去する周波数帯域分割型反響消去装置において、受話信号を複数の周波数帯域のサブバンド受話信号に分割する受話信号周波数帯域分割部と、反響信号を複数の周波数帯域のサブバンド反響信号に分割する反響信号周波数帯域分割部と、複数の周波数帯域のそれぞれに設けられ、対応する周波数帯域の上記サブバンド受話信号がそれぞれ与えられ、それぞれサブバンド疑似反響信号を出力するディジタルフィルタで構成されたサブバンド疑似反響路と、上記複数のサブバンド疑似反響路の出力したサブバンド疑似反響信号を上記複数のサブバンド反響信号から減算してそれぞれサブバンド誤差信号を生成するサブバンド減算部と、上記サブバンド誤差信号と上記サブバンド受話信号とから適応アルゴリズムにより逐次上記サブバンド誤差信号を零に近づけるように上記サブバンド疑似反響路の伝達関数を推定するサブバンド反響路推定部と、それぞれの上記サブバンド誤差信号を合成する周波数帯域合成部、とを含み、上記受話信号周波数帯域分割部および上記反響信号周波数帯域分割部は、それぞれ上記受話信号及び上記反響信号を複数の周波数帯域に分割し、帯域分割受話信号と帯域分割反響信号をそれぞれ生成する複数の受話信号帯域通過フィルタ及び複数の反響信号帯域通過フィルタと、上記帯域分割受話信号及び上記帯域分割反響信号をそれぞれ予め決めた間引き率で間引いて上記複数のサブバンド受話信号及び上記複数のサブバンド反響信号を生成する間引き部とを含み、上記受話信号周波数帯域分割部の上記受話信号帯域通過フィルタの阻止域減衰量は上記反響信号周波数帯域分割部の上記反響信号帯域通過フィルタの阻止域減衰量より小さく設定されている。
IPC (6件):
H04B 3/23
, H03H 17/02 601
, H03H 17/02 613
, H03H 21/00
, H04M 1/60
, H04M 9/08
FI (6件):
H04B 3/23
, H03H 17/02 601 N
, H03H 17/02 613 C
, H03H 21/00
, H04M 1/60 C
, H04M 9/08
引用特許:
審査官引用 (6件)
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特開平4-123621
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反響消去装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-005597
出願人:日本電信電話株式会社
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サブバンド反響消去方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-095523
出願人:日本電信電話株式会社
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