特許
J-GLOBAL ID:200903063454063322

協調的フィルタリング方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-272295
公開番号(公開出願番号):特開2003-085158
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 多くのアイテムに対して観測された評価値と協調的フィルタリング手法により求めた評価予測値とを共に利用して、特定の利用者の特定のアイテムに対する評価値を正確に予測する。【解決手段】 協調的フィルタリング方法を用いて特定の利用者aが特定のアイテムjに対してどのような評価pa,j を下すかを予測するのに、登録されている多数の利用者それぞれの未評価のアイテムすべてに暫定的な評価予測値を設定し、その値を利用した予測演算をあらかじめ与えられた終了条件を満たすまで繰り返し、最終的に得られた実評価値と評価予測値とを用いてpa,j を求める。
請求項(抜粋):
ある利用者U1の特定のアイテムjに対する評価予測値pU1,jを求める協調的フィルタリング方法であって、前記利用者U1と、前記特定のアイテムjに対して評価を行っている別の利用者U2と、当該別の利用者U2と共通のアイテムに対して評価を行っているさらに別の利用者U3とのそれぞれの実評価値の平均値を求めるステップ(1)と、前記共通のアイテムに対して評価を行っている利用者U2と利用者U3との評価値の類似度合い及び前記利用者U1と利用者U3との評価値の類似度合いを求めるステップ(2)と、前記利用者U2と利用者U3との評価値の類似度合いを用いて、前記利用者U2が未評価のアイテムに対する評価値を予測するステップ(3)と、前記利用者U1と利用者U3との評価値の類似度合と、前記利用者U2と利用者U3との評価値の類似度合いとを用いて、前記利用者U3が未評価のアイテムに対する評価値を予測するステップ(4)と、前記利用者U1と利用者U3との評価値の類似度合いを用いて、前記利用者U1が未評価のアイテムに対する評価値を予測するステップ(5)と、前記利用者U1〜U3各々の未評価のアイテムに対して前記評価値の予測値を設定し、実評価値と当該評価予測値とを用いて利用者U1〜U3各々の全アイテムに対する評価平均値それぞれを求めるステップ(6)と、ステップ(6)で求めた評価平均値それぞれを用いて、前記利用者U1と利用者U2との評価値の類似度合い、前記利用者U1と利用者U3との評価値の類似度合い、前記利用者U2と利用者U3との評価値の類似度合いそれぞれを再計算し、当該類似度合いを用いて、利用者U1〜U3各々が未評価のアイテムに対する評価値を再度予測するステップ(7)と、ステップ(7)により求めた特定のアイテムjに対する利用者U1の評価予測値が終了条件に達したか否か判定するステップ(8)と、ステップ(8)で終了条件に達していない場合に、ステップ(6)〜ステップ(8)を繰り返すステップ(9)と、ステップ(8)で終了条件に達している場合に、そのときの利用者U1に対する特定のアイテムjに対する評価予測値を最終的な評価予測値pU1,jと決定するステップ(10)とを有する協調的フィルタリング方法。
IPC (2件):
G06F 17/15 ,  G06F 19/00 100
FI (2件):
G06F 17/15 ,  G06F 19/00 100
Fターム (1件):
5B056BB21
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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