特許
J-GLOBAL ID:200903063521189700

車両用液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033773
公開番号(公開出願番号):特開平9-315276
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 コンプライアンスを補償して応答時間を改善し、ブレーキパッドの摩擦係数の変動の影響をあまり受けない車両用液圧ブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 車輌の車輪を制動するための液圧ブレーキ装置は、液圧源10、液圧源10に繋がっているポンプ20、一端がポンプに繋がっている接続装置25,26を持っている。ブレーキパッド34,36は、ブレーキディスク30に押し付けられたときにブレーキディスク30とともに動く。楔状で可動な圧力増加部品40は、ブレーキパッド部品34がブレーキディスク30とともに動くことにより、ホイールシリンダー24内の圧力を増加させ、ブレーキ装置のコンプライアンス特性は補償され、ブレーキ装置の応答時間が改善される。ポンプ20は、ブレーキパッド34,36の摩擦係数が変動しても液圧が目標値に維持されるようにコンピューター16で制御され、摩擦係数の変動の影響は除かれる。
請求項(抜粋):
車両の機能部品の作用によりブレーキ圧力を供給するマスターシリンダーと、該車両の車輪の回転するブレーキディスクに近接して装着されるブレーキキャリパーと、該マスターシリンダーから該ブレーキキャリパーへ作動流体を圧送するために該マスターシリンダーおよび該ブレーキキャリパーに接続されているポンプと、該ポンプに接続されているモーターと、該キャリパーに取り付けられており、該ブレーキディスクに制動力を加える液圧によって該ブレーキディスクの方向に動くことができ、該ブレーキディスクに押し付けられたときに該ブレーキディスクと共に動くことができるブレーキパッドと、該ブレーキパッドに近接した位置に取り付けられており、該ブレーキパッドの動きによって該ブレーキパッドに着いたり離れたりする動きができる圧力増加部品と、該ブレーキパッドが該ブレーキディスクに押し付けられて該ブレーキディスクとともに動くことにより、該ポンプの下流の圧力が比較的速く上昇するように、該圧力増加部品が該ブレーキパッドから離れて動くようにするための手段と、該キャリパー内の液圧を、実質的にブレーキパッドの摩擦に基づいて予め設定された目標圧力に保持するように、該ポンプの動作を制御する該モーターと機能的に接続されている制御器とを有する、車両用液圧ブレーキ装置。
IPC (2件):
B60T 8/00 ,  F16D 65/18
FI (3件):
B60T 8/00 Z ,  F16D 65/18 B ,  F16D 65/18 E
引用特許:
審査官引用 (6件)
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