特許
J-GLOBAL ID:200903063655795291

直交周波数分割多重信号の伝送方法ならびにその送信装置および受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325996
公開番号(公開出願番号):特開平8-321820
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1996年12月03日
要約:
【要約】【課題】 OFDM信号を伝送する際に、マルチパス等によって各シンボルの周波数軸上のデータ成分に生じる波形歪みを効果的に除去することである。【解決手段】 送信装置において、複素乗算器13は、搬送波変調信号群と、予め定められた特定パターンを有しかつその位相がランダムに変化している複素数信号群とを複素乗算する。逆フーリエ変換器15は、複素乗算器13の出力に対して逆フーリエ変換を施し、周波数軸上で多重されたディジタル信号を、時間軸上のOFDM信号に変換する。ガードタイム挿入部16は、OFDM信号の各シンボルの前部に前部ガードタイムを、後部に後部ガードタイムを付加する。前部ガードタイムには対応するシンボルの後端部と同じデータが含められ、後部ガードタイムには対応するシンボルの前端部と同じデータが含められる。前部ガードタイムおよび後部ガードタイムが付加されたOFDM信号は、アナログ信号に変換された後、受信側に伝送される。受信側で送信側と逆の処理を行うことにより、時間遅延による歪みが除去される。
請求項(抜粋):
有線または無線の伝送路を介し、送信側から受信側に対して、所定長のシンボル毎に直交周波数分割多重信号を伝送する方法であって、周波数軸上で互いに直交する複数のキャリアの位相と振幅とを決定する搬送波変調信号群をシンボル毎に逆フーリエ変換することにより、時間軸上の前記直交周波数分割多重信号に変換する第1のステップと、前記直交周波数分割多重信号の各シンボルに対し、その前部にその後端部と同じデータを含む前部ガードタイムを付加するとともに、その後部にその前端部と同じデータを含む後部ガードタイムを付加して、前記受信側に送信する第2のステップとを備える、直交周波数分割多重信号の伝送方法。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04J 1/00
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04J 1/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
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