特許
J-GLOBAL ID:200903063702707649

より高い周波数の冷陰極蛍光灯電源

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河上 紘範
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-114148
公開番号(公開出願番号):特開平10-050489
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年02月20日
要約:
【要約】【目的】 冷陰極蛍光灯(”CCFL”)を付勢する、より簡単で、電気的効率が高く、高信頼性で且つ原価有効な切り換えモード電源を提供する。【構成】 CCFL用切り換えモード電源は、昇圧変圧器の一次巻線に直列に接続する第一の半導体スイッチを有する。一次巻線と該一次巻線よりターン数が多い二次巻線は、線形透磁率を有する変圧器磁心の周りに配置される。直列接続第二半導体スイッチ及びキャパシタは変圧器の一次巻線に並列に接続する。制御器回路は信号を送り上記スイッチをオン/オフする。該制御器回路は上記変圧器のインダクタンスと上記キャパシタのキャパシタンスにより形成される共振回路の共振周波数より高い周波数で、上記第一と第二の半導体スイッチをオン/オフする。減結合キャパシタは、上記変圧器の二次巻線の第一の端部に直列に接続する。該減結合キャパシタの第二の端子と上記二次巻線の第二の端部は、CCFLが接続されるこの切り換えモード電源用交流電力出力端子を提供する。
請求項(抜粋):
比較的低い直流入力電圧を冷陰極蛍光灯に供給し得る高い交流出力電圧に変換する冷陰極を付勢する切り換えモード電源であって、第一の主端子、第二の主端子及び制御端子を有し、該第一の主端子は上記切り換えモード電源に連結される構成の第一の半導体スイッチと、一次インダクタンスを有する一次巻線と二次巻線を有し、該一次巻線と二次巻線は磁心の周りに配置され、該二次巻線は該一次巻線のターン数の少なくとも10倍のターン数を有し、該一次巻線の第一の端部は前記第一の半導体スイッチの第二の主端子に接続する昇圧変圧器であって、該変圧器と該第一の半導体スイッチは直列に接続し、そして上記一次巻線は前記切り換えモード電源用電源に連結された第二の端部を有する構成の昇圧変圧器と、第一の主端子、第二の主端子及び制御端子を有する第二の半導体スイッチであって、キャパシタンスを有するキャパシタは該第二の半導体スイッチの上記主端子の一つに接続する第一の端子を有し、該第二の半導体スイッチと上記キャパシタは直列に接続し、該第二の半導体スイッチの他の主端子と上記キャパシタの第二の端子は前記第一の半導体スイッチの第二の主端子と前記変圧器の一次巻線の第二の端部に、夫々、接続し、上記直列接続第二の半導体スイッチとキャパシタは上記変圧器の一次巻線に並列に接続し、該変圧器の一次インダクタンスと該キャパシタのキャパシタンスは組み合わされて共振周波数を提供する構成の第二の半導体スイッチと、前記第一の半導体スイッチの制御端子に接続する第一のスイッチ駆動出力端子と上記第二の半導体スイッチの制御端子に接続する第二のスイッチ駆動出力端子を有する制御器回路であって、該制御器回路は信号を上記第一の半導体スイッチと上記第二の半導体スイッチに送って該第一の半導体スイッチを先ずオンにし、次いでオフにすると共に同時に該第二の半導体スイッチを先ずオンにし、次いでオフにし、それによって該第一と第二の半導体スイッチに対して、夫々、デューティーサイクルを設定し、該第一の半導体スイッチがオンになり且つ該第二の半導体スイッチがオフになる間、周期的に電流が前記変圧器の一次巻線と上記第一の半導体スイッチを流れるようにし、そして上記第二の半導体スイッチがオンになり且つ上記第一の半導体スイッチがオフになる間、電流が上記一次巻線と前記直列接続第二の半導体スイッチとキャパシタを流れるようにし、前記制御器回路は上記第一と第二の半導体スイッチを上記変圧器の一次インダクタンスと上記キャパシタのキャパシタンスが組み合わされて成る前記共振周波数より高い周波数でオン/オフする構成の制御器回路と、前記変圧器の二次巻線の第一の端部に接続する第一の端子を有する減結合キャパシタであって、該減結合キャパシタと上記二次巻線は直列に接続され、該減結合キャパシタ第二の端子を有し、該二次巻線は冷陰極蛍光灯が接続され得る前記切り換えモード電源の交流電力出力端子を提供する第二の端部を有する構成の減結合キャパシタンスとから成ることを特徴とする切り換えモード電源。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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