特許
J-GLOBAL ID:200903064025542189

境界反射を利用した2次元フォトニック結晶光分合波器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-057245
公開番号(公開出願番号):特開2004-233941
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】高い分波効率及び合波効率を有する光分合波器を提供する。【解決手段】各禁制帯領域301,302,...毎に異なる周期で空孔32を周期的に配置した面内へテロ構造2次元フォトニック結晶において、空孔32を線状に欠損させることにより全禁制帯領域を通過する導波路33を形成し、各禁制帯領域毎に空孔32を線状に3個欠損させることにより点状欠陥341,342,...を形成する。光導出入部36から導波路を伝播し所定の点状欠陥から分波される所定周波数52の光のうち、その点状欠陥を通過した光は、その周波数が隣接する禁制帯領域の導波路透過帯域51に含まれないため、禁制帯領域境界351,352において反射され、所定の点状欠陥に導入される。これにより、点状欠陥から取り出される所定周波数の光の分波効率が向上する。点状欠陥から合波される所定周波数の光は、この反射により光導出入部36に達する光の強度が大きくなり、合波効率が向上する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
a)スラブ状の本体と、 b)前記本体に周期的に配列された複数の、本体とは屈折率の異なる領域と、 c)前記異屈折率領域の欠陥を線状に設けることにより形成される導波路と、 d)前記導波路の近傍に、前記異屈折率領域の欠陥を点状に設けることにより形成される点状欠陥と、 e)前記導波路の一方の端に設けた、前記点状欠陥の共振波長の光のうち少なくともその一部を反射する第1反射部と、 を備えることを特徴とする、境界反射を利用した2次元フォトニック結晶光分合波器。
IPC (1件):
G02B6/12
FI (1件):
G02B6/12 F
Fターム (2件):
2H047KA03 ,  2H047LA18
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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