特許
J-GLOBAL ID:200903064029619747

光学系及びそれを用いる画像観察装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高梨 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-170223
公開番号(公開出願番号):特開2000-098234
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】 極めてシンプルな構成で、諸収差が良好に補正され、広画角で表示素子の表示面に表示した画像情報を良好に観察することができるヘッドマウントディスプレイに好適な光学系及びそれを用いる画像観察装置を得ること。【解決手段】焦平面と絞りとの間の光路中に配置した光学系において、該光学系は第1の光学作用面と、第2の光学作用面とを有し、該焦平面から該絞りへ光線トレースした光路中において、該焦平面から射出した光は、該第2の光学作用面で反射した後、該第1の光学作用面で反射し、該絞りに至っており、該第2の光学作用面は、基準軸光線を含む平面を唯一の対称面とした所定形状の回転非対称な非球面形状より成っていること。
請求項(抜粋):
焦平面と絞りとの間の光路中に配置した光学系において、該光学系は第1の光学作用面と、第2の光学作用面とを有し、該焦平面から該絞りへ光線トレースした光路中において、該焦平面から射出した光は、該第2の光学作用面で反射した後、該第1の光学作用面で反射し、該絞りに至っており、該第1光学作用面及び第2の光学作用面を介して、該焦平面の中心と該絞りの中心を結ぶ光線を基準軸光線、該絞り中心を原点、該原点から該焦平面の中心へトレースした該基準軸光線のうち、該原点から伸びる線分を含む軸をZ軸(該原点から該光学系に向かう方向を正方向)、該基準軸光線を含む平面内で該Z軸に直交する軸をY軸(該原点から該焦平面の中心へ光線トレースした該基準軸光線が該第1の光学作用面で屈曲した方向の成分を含む方向を正方向)と定義し、該第2の光学作用面は、該基準軸光線を含む平面を唯一の対称面とした回転非対称な非球面形状であり、(A)該第2の光学作用面での光線有効範囲内の任意の点i上の接面法線を中心にした接面内全アジムス方向の局所的曲率半径のうち、局所的曲率半径の絶対値が最大となるアジムス方向をui軸、該ui軸に垂直なアジムス方向をvi軸と定義し、該任意の点iにおける該ui軸方向の局所的曲率半径をr2Lui、該vi軸方向の局所的曲率半径をr2Lviとするとき、1.0≦r2Lui/r2Lvi≦12.0(B)該対称面に対してui軸がなす角をθ2iとするとき、該θ2iの絶対値は、該対称面に垂直で且つ該Z軸を含む若しくは該Z軸に平行な面と、該第2の光学作用面との交線上の任意の点において該対称面に近い側から遠い側へ向けて単調に増加する、(C)該θ2iは、0°≦θ2i≦35°(但し、局所的曲率半径の絶対値が最大となるアジムス方向が2つ以上存在する場合は、r2Lui/r2Lvi=1,θ2i=0°とし、該θ2iは、該Y軸正方向を上にして該原点側から該第2の光学作用面を見た場合に、該対称面の右側では時計周りを正方向、該対称面の左側では反時計周りを正方向とする。)の条件(A),(B),(C)のうち、少なくとも1つを満足することを特徴とする光学系。
IPC (3件):
G02B 17/08 ,  G02B 27/02 ,  H04N 5/64 511
FI (3件):
G02B 17/08 A ,  G02B 27/02 Z ,  H04N 5/64 511 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 頭部装着型画像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-092301   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 画像観察光学系及び撮像光学系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-066995   出願人:キヤノン株式会社
  • 接眼光学系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-109228   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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