特許
J-GLOBAL ID:200903064035203161

蒸留装置及び蒸留方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川合 誠 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-275909
公開番号(公開出願番号):特開2002-085902
出願日: 2000年09月12日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】【課題】不純物が含有されたまま製品が回収されることがなく、製品に色相、香り等の影響が与えられるのを防止することができるようにする。【解決手段】塔本体と、中仕切りと、フィードノズル41を介して、原液に添加成分を添加することによって得られた調整原液が供給される第1の蒸留部と、第2の蒸留部と、第3の蒸留部と、塔頂に配設された凝縮器81と、塔サイドに配設され、高沸点成分に富んだ液体を排出するための第1の排出系と、塔底に配設され、添加成分に富んだ液体を缶出液として排出するための第2の排出系と、蒸発器82とを有する。添加成分の沸点は高沸点成分の沸点より高くされる。この場合、高沸点成分が分解されて形成される変質成分は塔底の近傍に集まるので、変質成分と高沸点成分とが液体の状態で接触することがない。したがって、変質成分等が不純物として含有されたまま製品が回収されることがない。
請求項(抜粋):
(a)塔本体と、(b)該塔本体内を区画し、互いに隣接させて第1室及び第2室を形成する中仕切りと、(c)フィードノズルを介して、原液に添加成分を添加することによって得られた調整原液が供給され、前記フィードノズルより上方に形成された濃縮部、及び前記フィードノズルより下方に形成された回収部を備えた第1の蒸留部と、(d)該第1の蒸留部の上端に接続され、該上端より上方に形成された濃縮部、及び前記上端より下方に形成され、かつ、中仕切りを介して前記第1の蒸留部の濃縮部と隣接する回収部を備えた第2の蒸留部と、(e)前記第1の蒸留部の下端に接続され、該下端より上方に形成され、かつ、中仕切りを介して前記第1の蒸留部の回収部と隣接する濃縮部、及び前記下端より下方に形成された回収部を備えた第3の蒸留部と、(f)塔頂に配設され、低沸点成分に富んだ蒸気を凝縮させて低沸点成分に富んだ液体にし、該低沸点成分に富んだ液体を排出する凝縮器と、(g)塔サイドに配設され、高沸点成分に富んだ液体を排出するための第1の排出系と、(h)塔底に配設され、添加成分に富んだ液体を缶出液として排出するための第2の排出系と、(i)前記缶出液を蒸発させて添加成分に富んだ蒸気にする蒸発器とを有するとともに、(j)前記添加成分の沸点は前記高沸点成分の沸点より高くされることを特徴とする蒸留装置。
Fターム (22件):
4D076AA13 ,  4D076AA22 ,  4D076AA23 ,  4D076AA24 ,  4D076BB04 ,  4D076BB25 ,  4D076BB27 ,  4D076BC01 ,  4D076CA11 ,  4D076CA13 ,  4D076CB12 ,  4D076CC24 ,  4D076DA01 ,  4D076EA05X ,  4D076EA05Y ,  4D076EA16X ,  4D076EA16Y ,  4D076FA31 ,  4D076FA35 ,  4D076FA37 ,  4D076JA03 ,  4D076JA04
引用特許:
審査官引用 (13件)
  • 蒸留装置及び蒸留方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-002160   出願人:住友重機械工業株式会社
  • 結合型蒸留塔
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-121849   出願人:協和油化株式会社, 住友重機械工業株式会社
  • 特開昭59-142801
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