特許
J-GLOBAL ID:200903064267780114

鉄損が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-204781
公開番号(公開出願番号):特開平9-049023
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 一方向性電磁鋼板の成分に関して、Cu,S+Se,Sb+Snを規定することによって二次再結晶を安定化し、粒径を小さくすることによって鉄損特性を向上せしめる。【解決手段】 C:0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.0%、P:0.02〜0.10%、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N:0.0040〜0.0130%、S,Seの少なくとも1種を0.007〜0.020%、Mn:0.05〜0.5%、Sn+Sb:0.06〜0.20%、Cu:0.03〜0.50%、残部Fe及び不可避不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行ない、熱延板焼鈍を行なうか、中間焼鈍を挟む一回以上の冷延を行ない、脱炭焼鈍後スクラップを走行せしめる状態下で窒化処理を行ない、次いでMgOを主成分とする焼鈍分離材を塗布して最終仕上焼鈍を施すことを特徴とする。【効果】 本発明を用いると、磁束密度が高くて、二次再結晶粒サイズが10mm程度となり、鉄損が著しく改善される。
請求項(抜粋):
重量比でC :0.025〜0.075%、Si:2.5〜4.0%、P :0.02〜0.10%、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N :0.0040〜0.0130%、S,Seの少なくとも1種を0.007〜0.020%、Mn:0.05〜0.5%、Sn+Sb:0.06〜0.20%、Cu:0.03〜0.50%、残部がFe及び不可避不純物からなるスラブを1280°C未満の温度で加熱し、熱延を行ない、熱延板焼鈍を行ない、中間焼鈍を挟む一回以上の冷延を行ない、脱炭焼鈍後ストリップを走行せしめる状態下で水素、窒素、アンモニアの混合ガス中で窒化処理を行ない、次いでMgOを主成分とする焼鈍分離材を塗布して最終仕上焼鈍を施すことを特徴とする鉄損特性が優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C22C 38/00 303 ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16
FI (4件):
C21D 8/12 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/60 ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
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