特許
J-GLOBAL ID:200903064293937153

時効硬化性が大きく、材質安定性に優れる缶用鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-230872
公開番号(公開出願番号):特開平10-072640
出願日: 1996年08月30日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【目的】 時効硬化性が大きく、良好な延性と優れた材質安定性を有する缶用鋼板とその製造方法を提供する。【構成】 C:0.0010〜0.04wt%、Si:0.10wt%以下、Mn:0.1 〜1.5 wt%、 P:0.04wt%以下、S:0.01wt%以下、 Al:0.005 〜0.060 wt%、N:0.0020〜0.0150wt%を含有する鋼を連続鋳造し、得られたスラブを断面平均温度で850 °C以下に冷却することなく、1050〜1300 °Cに10〜240 分間加熱・保持した後、仕上げ圧延終了温度を850 〜1000°Cとする熱間圧延を行い、400 〜600 °Cで巻き取り、次いで、酸洗および冷間圧延の工程を経て、500 °C以上における加熱速度を10°C/sec以上とし、均熱を再結晶温度〜850 °Cで60秒間以内とする連続焼鈍を行い、さらに、圧下率20%以下で二次冷間圧延することにより、上記N量の25%以上で、かつ0.001 〜0.01wt%の固溶Nを含み、微細な組織とする。
請求項(抜粋):
C:0.0010〜0.04wt%、Si:0.10wt%以下、Mn:0.1 〜1.5 wt%、P:0.04wt%以下、S:0.01wt%以下、Al:0.005 〜0.060 wt%、N:0.0020〜0.0150wt%を含み、上記N量の25%以上で、かつ0.001 〜0.01wt%の固溶Nを含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなることを特徴とする時効硬化性が大きく、材質安定性に優れる缶用鋼板。
IPC (6件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
FI (6件):
C22C 38/00 301 T ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/46 H ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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