特許
J-GLOBAL ID:200903064360976070

位置センサレスモータ制御方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東島 隆治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-306752
公開番号(公開出願番号):特開2002-191188
出願日: 2001年10月02日
公開日(公表日): 2002年07月05日
要約:
【要約】【課題】 特にロータの静止時及び低速回転時でのモータの駆動制御で、騒音を従来より低減し、かつ、制御の遅れなしにロータ角度推定用信号に対する応答電流の検出のSN比を従来より大きくできる、位置センサレスモータ制御方法及び制御装置を提供する。【解決手段】 ステータ巻線の目標電流を表す目標電流ベクトルのγ軸方向成分にロータ角度推定用電流信号を重畳する。ロータ角度推定用電流信号の周期はPWMのキャリア周期の偶数倍でかつランダムに変化し、振幅は目標電流の振幅と共に増減する。検出されたステータ巻線の電流を表す電流ベクトルのδ軸方向成分から一周期当たり偶数個のサンプルを求め、それらに対する離散フーリエ積分により、ロータ角度推定用電流信号に対する応答電流のδ軸方向での振幅を求める。応答電流がδ軸方向で実質的に0になるようにγ軸方向を補正する。
請求項(抜粋):
(A) ステータ巻線の目標電流ベクトルを決定するステップ;(B) ロータ角度推定用電流信号又はロータ角度推定用電圧信号を、その周期を変化させて設定するステップ;(C) 前記ステータ巻線を流れる電流、を検出するステップ;(D) (a) ロータの推定角度方向(以下、γ軸方向という)に基づく第一の方向での前記目標電流ベクトルの成分に前記ロータ角度推定用電流信号を重畳して重畳波付目標電流ベクトルを求め、又は、(b) 前記目標電流ベクトルに対応する目標電圧ベクトルの前記第一の方向での成分に前記ロータ角度推定用電圧信号を重畳して重畳波付目標電圧ベクトルを求めるステップ;(E) 前記重畳波付目標電流ベクトル又は前記重畳波付目標電圧ベクトルに基づいて、モータ駆動装置により前記ステータ巻線へ電力を供給するステップ;(F) 前記検出ステップで検出された前記電流を表す電流ベクトルの、前記第一の方向と一定の関係にある第二の方向での成分から、前記ロータ角度推定用電流信号又は前記ロータ角度推定用電圧信号に対する応答電流を求めるステップ;及び、(G) 前記応答電流に基づいて前記γ軸方向を補正するステップ;を有する位置センサレスモータ制御方法。
IPC (2件):
H02P 6/20 ,  H02P 21/00
FI (2件):
H02P 6/02 341 K ,  H02P 5/408 C
Fターム (32件):
5H560BB04 ,  5H560BB07 ,  5H560BB17 ,  5H560DA14 ,  5H560DA18 ,  5H560DB14 ,  5H560DC01 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560GG04 ,  5H560SS02 ,  5H560TT02 ,  5H560TT15 ,  5H560UA06 ,  5H560XA02 ,  5H560XA04 ,  5H560XA12 ,  5H560XA13 ,  5H576CC02 ,  5H576DD02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576EE11 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576HA04 ,  5H576HB01 ,  5H576JJ03 ,  5H576JJ12 ,  5H576KK05 ,  5H576LL14 ,  5H576LL22
引用特許:
審査官引用 (4件)
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