特許
J-GLOBAL ID:200903064534209065

α-テトラ置換フタロシアニンの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225486
公開番号(公開出願番号):特開平10-330636
出願日: 1997年07月16日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 フタロシアニン骨格の4,8,12,16位に置換基が位置する有機溶剤溶解性の低い異性体以外に、有機溶剤性の高い異性体を多く含むフタロシアニンを確実且つ容易に高収率で製造できる方法の提供。【解決手段】 式(3)で表される3-置換フタロニトリルを脂肪族アルコール中、アルコキシドの存在下にアンモニア、尿素、カルバミン酸アンモニウム、ホルムアミド及びカルバミン酸エチルから選ばれる化合物と反応させるとともに、この反応で生成する式(2)で表されるジイミノイソインドリンを反応系から単離することなく引き続き反応系に三塩化バナジウムを作用させる、式(1)で表されるα-テトラ置換フタロシアニンの製造法。(式中置換基Xは1,1,1,3,3,3,-ヘキサフルオロ-2-フェニル-2-プロポキシ基を意味し、1又は4のいずれか、5又は8のいずれか、9又は12のいずれか、13又は16のいずれかの位置の炭素原子にそれぞれ結合している。)
請求項(抜粋):
式(3)で表される3-置換フタロニトリルを脂肪族アルコール中、アルコキシドの存在下にアンモニア、尿素、カルバミン酸アンモニウム、ホルムアミド及びカルバミン酸エチルから選ばれる化合物と反応させるとともに、この反応で生成する式(2)で表されるジイミノイソインドリンを反応系から単離することなく引き続き反応系に三塩化バナジウムを作用させることを特徴とする、式(1)で表されるα-テトラ置換フタロシアニンの製造法。以下の式(3)(2)(1)において置換基Xは1,1,1,3,3,3,-ヘキサフルオロ-2-フェニル-2-プロポキシ基を意味する。また、式(1)において、フタロシアニン骨格周辺の1〜16の数字は炭素原子の位置番号を示し、置換基Xは、1又は4のいずれか、5又は8のいずれか、9又は12のいずれか、13又は16のいずれかの位置の炭素原子にそれぞれ結合しているものとする。【化1】【化2】【化3】
IPC (3件):
C09B 47/18 ,  C07D487/22 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C09B 47/18 ,  C07D487/22 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
出願人引用 (5件)
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