特許
J-GLOBAL ID:200903064562358475
流体式トルク伝達装置のロックアップ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-041208
公開番号(公開出願番号):特開2002-243016
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 ドライブプレートの摩擦連結部をフロントカバーに押しつけるピストンを有するロックアップ装置において、ピストンをフロントカバーに連結するピストン連結機構を簡単にする。【解決手段】 トルクコンバータ1のピストン連結機構75では、フックプレート76とフロントプレート77とから構成される。フックプレート76は、ピストン74に固定された環状のプレートであり、爪部76b及び76cとを有している。フロントプレート77は、フロントカバー11に固定された環状のプレートであり、スリット部77b及び77cとが形成されている。そして、フックプレート76の爪部76b及び76cがフロントプレート77のスリット部77b及び77cをそれぞれ挿通することで、ピストン74は、フロントカバー11に対して軸方向に移動自在であるが回転方向に移動不能である。
請求項(抜粋):
摩擦面を有するフロントカバーと、前記フロントカバーに固定され流体室を形成するインペラーと、前記流体室内で前記インペラーに対向して配置されたタービンとを備えた流体式トルク伝達装置に設けられたロックアップ装置であって、前記フロントカバーの前記摩擦面に圧接可能な摩擦連結部を有するドライブプレートと、前記タービンに固定された環状のドリブンプレートと、前記ドライブプレートと前記ドリブンプレートとを弾性的に連結する弾性部材と、前記フロントカバーと前記タービンの間に配置され、前記摩擦連結部を前記摩擦面に押しつけるためのピストンと、前記ピストンを前記フロントカバーに相対回転不能かつ軸方向に移動自在に連結するためのピストン連結機構とを備え、前記ピストン連結機構は、前記フロントカバー及び前記ピストンの一方に固定されスリット部を有する第1部材と、前記フロントカバー及び前記ピストンの他方に固定され前記第1部材の前記スリット部を挿通しトルク伝達可能にかつ前記第1部材に対して離反・接近可能に係合する爪部を有する第2部材とを有している、流体式トルク伝達装置のロックアップ装置。
引用特許: