特許

J-GLOBAL ID：200903064892787259

窒素酸化物除去用触媒材料及び該材料を用いた窒素酸化物処理装置並びに窒素酸化物除去方法

発明者： 沖村 康之 ,  横井 等 ,  大林 和重 ,  服部 忠
出願人/特許権者： 日本特殊陶業株式会社
代理人 (1件)： 足立 勉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-012797
公開番号（公開出願番号）：特開平10-151346
出願日： 1997年01月27日
公開日（公表日）： 1998年06月09日
要約：

【要約】【課題】 酸素濃度の高い排ガス中でも窒素酸化物の除去が可能で、且つアンモニアなどの毒性の強い還元剤を必要としない窒素酸化物除去用触媒材料、及びその材料を用いた窒素酸化物処理装置、並びに窒素酸化物除去方法を提供すること。【解決手段】 窒素酸化物除去用触媒材料を構成する複合酸化物は、金属元素としてAl、Ga及びZnを含有し、Znを酸化物換算したモル分率xが0<x<50の範囲で、しかもスピネル型結晶構造を持つ。そして、この触媒材料に、還元剤として、メタン、プロピレンなどの炭化物等を用いて、窒素酸化物を含有するガスとともに接触させることにより、例えば自動車の排ガス中の窒素酸化物を還元除去することができる。

請求項（抜粋）：

金属元素としてAlとGaを含有するとともに、Znを酸化物換算したモル分率x(%)が0<x<50の範囲で含有し、且つスピネル型結晶構造を有する複合酸化物を主相とすることを特徴とする窒素酸化物除去用触媒材料。

IPC (3件)：

B01J 23/08 ZAB ,  B01D 53/86 ZAB ,  B01D 53/94

FI (4件)：

B01J 23/08 ZAB A ,  B01D 53/36 ZAB ,  B01D 53/36 102 H ,  B01D 53/36 102 C

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 窒素酸化物除去用酸化物触媒材料並びに窒素酸化物除去方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-224544   出願人：京セラ株式会社
• 窒素の酸化物の排出を減少させるためのスピネルベースの触媒
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-107832   出願人：ローヌ-プーラン・シミ
• 窒素酸化物還元用触媒、その製造方法及び窒素酸化物の還元方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-249785   出願人：大阪瓦斯株式会社
• 酸化窒素の処理方法及び処理装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-013179   出願人：大阪瓦斯株式会社