特許
J-GLOBAL ID:200903064942913129

液封マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-313989
公開番号(公開出願番号):特開平11-351311
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 1999年12月24日
要約:
【要約】【課題】 中高周波領域における低動バネ特性の向上を図る。【解決手段】 第1の支持部材1、第2の支持部材2及び本体弾性部材3により液室を設け、この液室内を仕切部材10により主液室11と副液室12に区画し、オリフィス通路14により連通する。円錐部4の内面には軸対称位置に凹部6の形成による薄肉部7を設け、特定の中周波振動入力に対して膜共振により動バネ特性に極小値を与えるようにし、かつ、第1の支持部材1に主液室11内へ突出する中高周波デバイス17を設け、特定の高周波振動入力に対して極小値を与えるようにする。中高周波デバイス17はZ矢示方向において非円形をなし、薄肉部7と対面する位置に切り欠き部21を設けることにより、オリフィス間隙18を間隙d1と大きくし、極小値Bの共振周波数を高くする。
請求項(抜粋):
振動源側へ取付けられる第1の支持部材と、車体側へ取付けられる第2の支持部材と、これらの間に設けられる略円錘状の本体弾性部材とにより、弾性部材を壁の一部とする液室を形成し、この液室内を仕切部材により主室と副室に区画するとともに、これら主室と副室を常時連通するオリフィス通路とを仕切部材に形成した液封マウントにおいて、主液室内へ突出する第1の支持部材へ取付けられて本体弾性部材の円錐部内壁との間に流動空間を形成することにより中高周波成分を吸収するための中高周波デバイスを備えるとともに、前記本体弾性部材における円錐部の一部に中高周波領域の振動入力で膜共振を発生することにより動バネ特性に極小値を与えるための薄肉部を形成し、前記中高周波デバイスが主たる振動入力方向から見てその周囲のうち前記薄肉部近傍部分を切り欠かれた非円形であり、この切り欠き部と前記薄肉部との間隔が、他の部分の間隔よりも大きくなっていることを特徴とする液封マウント。
IPC (2件):
F16F 13/10 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 620 D ,  B60K 5/12 F
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開昭59-001831
  • 液封防振ゴム装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-298103   出願人:山下ゴム株式会社
  • 流体封入式マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-011772   出願人:東海ゴム工業株式会社
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