特許
J-GLOBAL ID:200903065150073120

溶鉄のNdおよびCa添加による処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-160828
公開番号(公開出願番号):特開2007-327122
出願日: 2006年06月09日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】少量のNd添加でP化合物を生成させて溶鉄中の溶解P濃度を低減でき、かつ連続鋳造性に優れた清浄度の高い溶鉄を製造できる溶鉄の処理方法を提供する。【解決手段】P:0.0001%以上0.5%以下、S:0.005%以下、およびO(酸素):0.005%以下を含有する溶鉄にNdを添加して、溶鉄中のP、SおよびO濃度に応じて下記(1)式および(2)式の関係を満足するように溶鉄中のNd濃度を制御した後、溶鉄にCaを添加して、溶鉄中のNd濃度に応じて下記(3)式の関係を満足するように溶鉄中のCa濃度を制御する溶鉄の処理方法である。A=0.24[P]+0.82[S]+0.85[O]・・(1)、 A+0.005≦[Nd]≦A+0.03・・(2)、 1.2×10-2×[Nd]2/3≦[Ca]≦1.6×10-2×[Nd]2/3+0.015・・(3)、 ここで、[P]、[S]、[O]、[Nd]および[Ca]は、溶鉄中における各元素の濃度(質量%)を表す。【選択図】図4
請求項(抜粋):
質量%で、P:0.0001%以上0.5%以下、S:0.005%以下、およびO(酸素):0.005%以下を含有する溶鉄にNdを添加した後に、Caを添加する溶鉄の処理方法であって、溶鉄中のP濃度、S濃度およびO濃度に応じて下記(1)式および(2)式により表される関係を満足するように溶鉄中のNd濃度を制御した後、溶鉄にCaを添加して、溶鉄中のNd濃度に応じて下記(3)式により表される関係を満足するように溶鉄中のCa濃度を制御することを特徴とする溶鉄の処理方法。 A=0.24[P]+0.82[S]+0.85[O] ・・・・(1) A+0.005≦[Nd]≦A+0.03 ・・・・(2) 1.2×10-2×[Nd]2/3≦[Ca]≦1.6×10-2×[Nd]2/3+0.0015 ・・・・(3) ここで、[P]、[S]、[O]、[Nd]および[Ca]は、溶鉄中における各元素 の濃度(質量%)を表す。
IPC (4件):
C21C 7/04 ,  C21C 7/064 ,  B22D 1/00 ,  B22D 11/108
FI (5件):
C21C7/04 C ,  C21C7/04 D ,  C21C7/064 A ,  B22D1/00 J ,  B22D11/108 C
Fターム (19件):
4E004MB14 ,  4E004NC04 ,  4K013AA07 ,  4K013AA09 ,  4K013BA03 ,  4K013CA09 ,  4K013CB01 ,  4K013CB04 ,  4K013CB07 ,  4K013CE01 ,  4K013CE06 ,  4K013CF12 ,  4K013CF13 ,  4K013DA03 ,  4K013DA09 ,  4K013DA12 ,  4K013EA25 ,  4K013EA26 ,  4K013FA02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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