特許
J-GLOBAL ID:200903065347267821

筒型電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 安部 誠 ,  大井 道子 ,  手島 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-216674
公開番号(公開出願番号):特開2009-048962
出願日: 2007年08月23日
公開日(公表日): 2009年03月05日
要約:
【課題】電極シートと集電端子とが高強度に接合された筒型電池を提供する。【解決手段】 筒型電池10を構成する電極体30の軸方向端部には、電極シート40,60の活物質層非形成部が捲回コア部分32からはみ出して捲回されたはみ出し部46,66が形成されている。集電端子50,70は、横断面形状が縦長であって該縦方向の両端に一対の接合平面が形成された接合部52,72を有する。該接合平面の間隔Lは電極シートの内周直径Dinより長く外周直径Doutより短い。この接合部52,72がはみ出し部46,66の捲回最内周の内側に、該はみ出し部の内周部分が上記接合平面により縦方向に押し広げられ且つ横方向では内径側に引き込まれるようにして挿入されている。はみ出し部46,66は内周側と外周側の双方から寄せ集められて上記接合平面に接合されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
長尺シート状の集電体の表面に電極活物質層が形成された正負の電極シートを筒状に捲回してなる捲回電極体と、該電極シートに接続された集電端子と、を備える筒型電池であって、 少なくとも一方の前記電極シートには、前記集電体表面に前記活物質層が形成されていない活物質層非形成部が該集電体の幅方向の一端に沿って設けられており、 前記捲回電極体の軸方向端部には、前記活物質層非形成部が他方の前記電極シートからはみ出して捲回されたはみ出し部が形成されており、 前記集電端子は、前記はみ出し部の捲回最内周の内側に配置された接合部を備え、 該接合部の横断面形状は縦長であって該縦方向の両端には前記電極体の径方向外側を向いた一対の接合平面が形成されており、それら接合平面の間隔Lは前記電極体の軸方向中央部における前記電極シートの捲回最内周の差渡し長さDinより長く且つ最外周の差渡し長さDoutより短く、 前記接合部は、前記接合平面に対向する箇所では前記はみ出し部の内周部分を外径側に押し広げるとともに当該箇所の間では前記押し広げに伴い前記内周部分が内径側に引き込まれるように前記はみ出し部の捲回最内周の内側に挿入されており、 前記はみ出し部は、内周側および外周側の双方から前記接合平面上に寄せ集められて該接合平面に接合されている、筒型電池。
IPC (4件):
H01M 10/04 ,  H01M 2/26 ,  H01G 9/016 ,  H01G 9/155
FI (4件):
H01M10/04 W ,  H01M2/26 A ,  H01G9/00 301F ,  H01G9/00 301K
Fターム (29件):
5E078AA10 ,  5E078AB02 ,  5E078FA03 ,  5E078FA21 ,  5E078FA23 ,  5E078HA05 ,  5E078KA01 ,  5H028AA05 ,  5H028BB08 ,  5H028CC12 ,  5H028HH01 ,  5H028HH05 ,  5H028HH06 ,  5H043AA01 ,  5H043AA14 ,  5H043BA15 ,  5H043BA16 ,  5H043BA17 ,  5H043BA19 ,  5H043CA03 ,  5H043CA12 ,  5H043EA01 ,  5H043EA15 ,  5H043HA11E ,  5H043HA17E ,  5H043KA08E ,  5H043LA12E ,  5H043LA33E ,  5H043LA35E
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 筒型電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-033427   出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社, 株式会社デンソー
  • 電極捲回型電池およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-027948   出願人:株式会社豊田中央研究所, トヨタ自動車株式会社, 株式会社デンソー
  • 円筒密閉型電池およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-148811   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
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