特許
J-GLOBAL ID:200903065649768056

寝具に加わる被験者の荷重変化により得られる呼吸信号の解析方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-002678
公開番号(公開出願番号):特開2007-181613
出願日: 2006年01月10日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】複数の感圧素子を有するセンサシートにより、被験者の寝具に加わる荷重変化を捉えた荷重信号から、呼吸信号を抽出し、さらに、その呼吸信号から無呼吸低呼吸指数を精度良く求めることができる解析装置を提供する。【解決手段】呼吸信号18に含まれる複数の振幅の平均値により、有意な呼吸障害パターンを判定して、呼吸障害の数をカウントする第1のカウンタ部11と、この第1のカウンタ部11によりカウントされた、単位時間当たりの呼吸障害の数が所定の数より多いときに、呼吸信号18に含まれる単振幅の値により、有意な呼吸障害パターンを判定して、再度、呼吸障害の数をカウントする第2のカウンタ部12とを有する解析装置10を提供する。重症の患者に対して、より精度の高い無呼吸低呼吸指数を求め、PSGのスクリーニング検査としての精度を向上できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
寝具に加わる被験者(9)の荷重変化により得られる荷重信号(19)の解析方法であって、 前記荷重信号は、直流成分とその直流成分に対して変化する交流成分とによって構成され、この荷重信号には、前記直流成分を基準とした第1の幅に含まれる第1の振幅の信号(81)と、前記第1の幅よりも大きい第2の幅に含まれる第2の振幅の信号(82)と、が含まれており、前記第1の振幅の幅に含まれる前記第1の振幅の信号の後に前記第2の振幅の幅に含まれる前記第2の振幅の信号が現れるパターンを呼吸障害パターン(85)とすると共に、この呼吸障害パターンにおける前記交流成分の各ピークの極大値で構成される単振幅データを呼吸信号(18)として抽出する工程と、前記呼吸障害パターンを構成する前記各ピークの1つ1つに対してそのピークを含む複数のピークの極大値の平均値を前記単振幅データから求め、求めた平均値から構成される平均振幅パターン(86)を生成する工程と、単位時間当たりに前記平均振幅パターンの振幅が睡眠時無呼吸症候群であると予想される基準値(PR)を超える数を呼吸障害の数としてカウントする工程と、を含む第1の工程と、 前記第1の工程でカウントされた前記呼吸障害の数が、睡眠時無呼吸症候群を示す数である場合、前記単振幅データの中で前記呼吸障害パターンのピークの極大値が連続して現れるか否かを判定し、前記呼吸障害パターンの極大値が連続して現れる場合、単位時間当たりに前記平均振幅パターンの振幅が睡眠時無呼吸症候群であると予想される基準値を下げ、この下げられた値を超える数を新たな呼吸障害の数としてカウントする第2の工程と、を有することを特徴とする解析方法。
IPC (2件):
A61B 5/08 ,  A61B 5/11
FI (2件):
A61B5/08 ,  A61B5/10 310A
Fターム (6件):
4C038SS09 ,  4C038ST04 ,  4C038SV01 ,  4C038VA04 ,  4C038VB33 ,  4C038VC20
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (9件)
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