特許
J-GLOBAL ID:200903065694352936

クロマトグラフ質量分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-021278
公開番号(公開出願番号):特開2000-131284
出願日: 1999年01月29日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 バックグラウンドノイズによる影響を除去し正確なクロマトグラムを求める。【解決手段】 目的試料の測定に先立って、試料成分を含まない溶媒のみの試料液を同一測定条件でもって測定し、それにより得られたデータを保持時間と質量数とに対応付けて記憶部24に格納しておく。このデータSnは、溶媒に含まれる不純物やカラムに残留する成分などの不所望のピークに関する情報を含む。目的試料の測定時には、検出器で得られたデータに対し、同一保持時間、同一質量数のデータを記憶部24から読み出し減算処理部22で減算する。バックグラウンドノイズ分が除去されたデータSuは記憶部25に蓄積され、データ解析部23はデータSuに基づいて、正確なマススペクトルやクロマトグラムを作成する。
請求項(抜粋):
a)目的試料の測定に先立って、試料成分を含まない溶媒のみを導入して所定の測定条件下でクロマトグラフ質量分析を行うことにより得られたデータをノイズデータとして記憶しておく記憶手段と、b)前記目的試料を導入して前記所定の測定条件下でクロマトグラフ質量分析を行うことにより得られたデータに対し、同一保持時間及び同一質量数におけるノイズデータを前記記憶手段から読み出して減算する演算手段と、c)該演算手段により減算処理されたデータを基にマススペクトル又はクロマトグラムを作成するデータ処理手段と、を備えることを特徴とするクロマトグラフ質量分析装置。
IPC (3件):
G01N 27/62 ,  G01N 30/72 ,  G01N 30/86
FI (6件):
G01N 27/62 C ,  G01N 27/62 X ,  G01N 30/72 A ,  G01N 30/72 C ,  G01N 30/86 L ,  G01N 30/86 H
引用特許:
審査官引用 (7件)
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